Outlook Web Access のセグメンテーションの構成

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-04-05

セグメンテーションを使用すると、Microsoft Exchange Server 2007 と一緒にリリースされた Office Outlook Web Access のユーザーが利用できる機能を有効または無効にできます。既定では、Exchange 2007 組織内のメールが有効なユーザーは、Outlook Web Access を使用して各自のメールボックスにアクセスできます。組織のニーズに応じて、セグメンテーションを使用してユーザーのアクセスを次のように構成することができます。

  • 特定のユーザーに対して Outlook Web Access へのアクセスを制限します。
  • 特定のユーザーに対して一部の Outlook Web Access の機能へのアクセスを制限します。
  • Outlook Web Access の機能を完全に無効にします。

セグメンテーションの構成

Exchange 管理コンソールを使用すると、Outlook Web Access 仮想ディレクトリに対して多くの機能を設定できます。また、Exchange 管理コンソールで有効/無効を設定できる機能を、Exchange 管理シェルの Set-OwaVirtualDirectory コマンドレットを使って有効または無効にすることもできます。

さらに、Set-OwaVirtualDirectory コマンドレットは、Outlook Web Access 仮想ディレクトリについて、他の多くの Outlook Web Access 機能を構成するのに使用することもできます。たとえば、Outlook Web Access でアラーム機能を無効にするには、RemindersandNotificationsEnabled パラメータを使用します。アラーム機能を使用すると、新着メールの通知を受け取ることができます。また、タスク、連絡先、テーマなど、他の Outlook Web Access 機能を変更することもできます。

すべてのユーザーに対してセグメンテーションを構成するのに使用できるパラメータの詳細については、「Set-OwaVirtualDirectory」を参照してください。

Exchange 管理コンソールで構成できる機能、および構成方法の詳細については、「Outlook Web Access でセグメンテーションを管理する方法」を参照してください。

特定のユーザーに対する機能を有効または無効にする方法の詳細については、「Set-CASMailbox」を参照してください。

詳細情報

セグメンテーションを使用して Outlook Web Access の機能を制御する方法の詳細については、「Outlook Web Access の拡張機能の管理」を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。