Remove-X400AuthoritativeDomain
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1
トピックの最終更新日: 2008-02-26
Remove-X400AuthoritativeDomain コマンドレットを使用して、X.400 権限のあるドメインを削除します。X.400 権限のあるドメインを削除すると、X.400 権限のあるドメイン オブジェクトが Active Directory ディレクトリ サービスから削除されます。
構文
Remove-X400AuthoritativeDomain -Identity <X400AuthoritativeDomainIdParameter> [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-DomainController <Fqdn>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]
解説
Remove-X400AuthoritativeDomain コマンドレットを実行するには、次の役割が委任されているアカウントを使用する必要があります。
- Exchange 組織管理者の役割
Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
パラメータ
パラメータ | 必須かどうか | 種類 | 説明 |
---|---|---|---|
Identity |
必須 |
Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.X400AuthoritativeDomainIdParameter |
X.400 権限のあるドメインの文字列値を指定するには、このパラメータを使用します。X.400 権限のあるドメインの GUID または名前を入力します。 |
Confirm |
省略可能 |
System.Management.Automation.SwitchParameter |
Confirm パラメータを指定すると、コマンドの処理が一時停止します。処理を続行するには、コマンドの処理内容を確認する必要があります。Confirm パラメータで値を指定する必要はありません。 |
DomainController |
省略可能 |
Microsoft.Exchange.Data.Fqdn |
Active Directory からこの構成の情報を書き込むドメイン コントローラの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定するには、コマンドに DomainController パラメータを含めます。DomainController パラメータは、エッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされているコンピュータではサポートされません。エッジ トランスポート サーバーの役割は、ローカルの Active Directory Application Mode (ADAM) ディレクトリ サービスに対してのみ書き込みと読み取りを行います。 |
WhatIf |
省略可能 |
System.Management.Automation.SwitchParameter |
WhatIf パラメータには、オブジェクトに対して行われる操作をシミュレートすることを指定します。WhatIf パラメータを使用することで、実際に変更を加えずに、発生する変更内容を表示することができます。WhatIf パラメータで値を指定する必要はありません。 |
入力の種類
戻り値の種類
エラー
エラー | 説明 |
---|---|
|
例
次のコード例は、Sales という名前の X.400 権限のあるドメインの X.400 権限のあるドメイン オブジェクトを削除する方法を示しています。
Remove-X400AuthoritativeDomain -Identity Sales
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。