Get-ContentFilterPhrase (RTM)
適用先: Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-06-07
コンテンツ フィルタ エージェントが処理する 1 つまたはすべてのカスタム単語を表示するには、Get‑ContentFilterPhrase コマンドレットを使用します。
構文
Get-ContentFilterPhrase [-Identity <ContentFilterPhraseIdParameter>] [-DomainController <Fqdn>]
Get-ContentFilterPhrase [-DomainController <Fqdn>] [-Phrase <ContentFilterPhraseIdParameter>]
解説
Get-ContentFilterPhrase コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに次の権限が委任されている必要があります。
- Exchange 表示専用管理者の役割
エッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされているコンピュータで Get‑ContentFilterPhrase コマンドレットを実行するには、そのコンピュータのローカルの Administrators グループのメンバであるアカウントを使用してログオンする必要があります。
アクセス許可、役割の委任、および Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
パラメータ
| パラメータ | 必須 | 種類 | 説明 |
|---|---|---|---|
DomainController |
省略可能 |
Microsoft.Exchange.Data.Fqdn |
この構成の変更を Active Directory ディレクトリ サービスに書き込むドメイン コントローラの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定するには、コマンドに DomainController パラメータを含めます。DomainController パラメータは、エッジ トランスポート サーバーの役割を実行するコンピュータではサポートされません。エッジ トランスポート サーバーの役割は、ローカルの ADAM インスタンスに対してのみ読み取りと書き込みを行います。 |
Identity |
省略可能 |
Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.ContentFilterPhraseIdParameter |
Identity パラメータを使用して、特定のカスタム単語または語句を表示します。Identity パラメータには、表示する語句を指定します。Identity パラメータは二重引用符で囲む必要があります。たとえば、BadWord 識別情報である このコマンドの Identity パラメータは、Phrase パラメータと同じです。 |
Phrase |
省略可能 |
Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.ContentFilterPhraseIdParameter |
Phrase パラメータを使用して、特定のカスタム単語を表示します。Phrase パラメータは、ContentFilterPhrase 構成内の Phrase パラメータです。Phrase パラメータは二重引用符で囲む必要があります。たとえば、BadWord 語句である |
入力の種類
戻り値の種類
エラー
| エラー | 説明 |
|---|---|
|
例
次のコード例は、Get‑ContentFilterPhrase コマンドレットの構文を示しています。
最初の例は、Get-ContentFilterPhrase コマンドレットを使用して、このコマンドレットを実行したコンピュータに格納されているすべてのカスタム単語を返す方法を示しています。
2 番目の例は、Get-ContentFilterPhrase コマンドレットを使用して、Phrase パラメータで指定された特定のカスタム単語を返す方法を示しています。この例のカスタム単語は、BadWord 語句である This is a bad phrase です。
Get-ContentFilterPhrase
Get-ContentFilterPhrase -Phrase "This is a bad phrase"
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。