64 ビット システム上の 32 ビット ASP.NET により生じる Outlook Web Access のエラー
トピックの最終更新日: 2008-02-05
Microsoft Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータ上の Microsoft Office Outlook Web Access にログオンしたときに、Outlook Web Access が利用不可であることを伝えるエラーがユーザーに表示されることがあります。さらに、Exchange 2007 クライアント アクセス サーバー上のアプリケーション ログに、ISAPI フィルタの読み込みに失敗したことが記録されることもあります。
以下に例を示します。
イベントの種類 : エラー
イベント ソース : W3SVC-WP
イベント カテゴリ : なし
イベント ID : 2214
説明 :
HTTP フィルタ DLL C:\WINDOWS\System32\RpcProxy\RpcProxy.dll の読み込みに失敗しました。
原因
この問題は、32 ビット版の ASP.NET を 64 ビット版の Microsoft Windows Server を使用しているクライアント アクセス サーバーにインストールしたときに発生します。
32 ビット版の ASP.NET は、Microsoft .NET Framework Version 1.1 などの別のアプリケーション、または Microsoft SharePoint Portal Server によってインストールされている可能性があります。
解決方法
この問題を修正するには、マイクロソフト サポート技術情報の記事 894435「64 ビット版の Windows で 32 ビット版の ASP.NET 1.1 と 64 ビット版の ASP.NET 2.0 を切り替える方法」の指示に従います。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。