New-ActiveSyncVirtualDirectory コマンドレット使用時のエラー メッセージ : ISAPI フィルタを有効にしているときにエラーが発生しました

 

トピックの最終更新日: 2009-04-03

ここでは、New-ActiveSyncVirtualDirectory コマンドレットを使用して、Microsoft Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータ上で Microsoft-Server-ActiveSync 仮想ディレクトリを作成するときにエラー メッセージが表示される理由について説明します。

New-ActiveSyncVirtualDirectory コマンドレットを使用して Microsoft-Server-ActiveSync 仮想ディレクトリを作成するときに、次のエラー メッセージが表示されます。

警告: ISAPI フィルタを有効にしているときにエラーが発生しました。

New-ActiveSyncVirtualDirectory : 'ServerName' 上で IIS 仮想

ディレクトリ 'IIS://ServerName.example.com/W3SVC/1/ROOT/Microsoft-Server-ActiveSync' を作成しているときにエラーが発生しました。

行: 1、文字: 31

+ New-ActiveSyncVirtualDirectory <<<< -WebSiteName "Default Web Site".

原因

この問題は、リモート レジストリ サービスを無効にしている場合に発生します。

解決方法

この問題を解決するには、リモート レジストリ サービスを有効にします。そのためには、以下の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「services.msc」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. [サービス] ダイアログ ボックスで、[リモート レジストリ] をダブルクリックします。
  3. [リモート レジストリのプロパティ (ローカル コンピュータ)] ダイアログ ボックスの [スタートアップの種類] ボックスの一覧で、[自動] をクリックします (このオプションが選択されていない場合)。
  4. [開始] をクリックします。
  5. リモート レジストリ サービスが正常に開始された後、[OK] をクリックします。

詳細情報

Exchange 管理シェルを使用して Microsoft-Server-ActiveSync 仮想ディレクトリを作成する方法の詳細については、「How to Create an Exchange ActiveSync Virtual Directory」 (英語) を参照してください。

リモート レジストリ サービスが無効である場合に発生する同様の問題については、「Exchange 2007 のコマンドレット実行時のレジストリ関連のエラー メッセージ」を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。