IMAP4 サービスを開始および停止する

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2012-07-23

既定では、IMAP4 は、MicrosoftExchange Server 2010 で無効になっています。IMAP4 を有効にすると、Exchange 2010 はセキュリティで保護されていない IMAP4 クライアントの通信をポート 143 で、SSL (Secure Sockets Layer) を使用する場合はポート 993 で受信します。

Microsoft 管理コンソール、または Exchange 2010 クライアント アクセス サーバー上の net start コマンドのいずれかを使用して、POP4 サービスを起動および停止できます。IMAP4 サービスがクライアント アクセス サーバーで実行しているかどうかを確認することもできます。

POP3 と IMAP4 の設定に関連するその他の管理タスクについては、「POP3 および IMAP4 の管理」を参照してください。

Microsoft 管理コンソールを使用して IMAP4 サービスを開始および停止する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「POP3 および IMAP4」。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントして、[サービス] をクリックします。

    • Microsoft Exchange IMAP4 サービスを開始するには、結果ウィンドウで [Microsoft Exchange IMAP4] を右クリックし、[開始] をクリックします。

    • Microsoft Exchange IMAP4 サービスを停止するには、結果ウィンドウで [Microsoft Exchange IMAP4] を右クリックし、[停止] をクリックします。

net start コマンドを使用して IMAP4 サービスを開始および停止する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「POP3 および IMAP4」。

  1. クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている Exchange サーバーで、コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。

    • サービスを開始するには、コマンド プロンプトで「net start MSExchangeIMAP4」と入力し、Enter キーを押します。

    • サービスを停止するには、コマンド プロンプトで「net stop MSExchangeIMAP4」と入力し、Enter キーを押します。

  2. コマンド プロンプト ウィンドウを閉じます。

IMAP4 サービスが実行中であることを確認する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「POP3 および IMAP4」。

  1. Exchange クライアント アクセス サーバーで、コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。

  2. コマンド プロンプトで「telnet localhost 143」と入力し、Enter キーを押します。Telnet から "+OK Microsoft Exchange IMAP4 server ready" というメッセージが返されたら、IMAP4 は正しく動作しています。

  3. Telnet を終了し、コマンド プロンプト ウィンドウを閉じます。

その他のタスク

IMAP4 サービスを開始および停止した後で、次の操作も実行できます。

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