データベースのサイズ制限を変更する

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適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2016-11-28

レジストリ エディターを使用して、Microsoft Exchange Server 2010 のデータベースのサイズ制限を変更することができます。 Exchange 2010 Standard Edition では、既定のデータベースのサイズ制限は 1024 GB です。Exchange 2010 Enterprise Edition には、既定のデータベースのサイズ制限はありません。Exchange ストアはデータベースのサイズ制限を定期的にチェックし、サイズ制限に達したデータベースをマウント解除します。データベースのサイズ制限を変更するには、レジストリの値を追加または変更します。

注意

この設定値を変更すると、この変更内容は、このデータベースのコピーをホストするすべてのサーバーに伝播されます。

メールボックス データベースに関連する他の管理タスクについては、「メールボックス データベースの管理」を参照してください。

レジストリ エディターを使用してデータベースのサイズ制限を変更する

Exchange データベースのサイズ制限を変更する場合は、必要に応じて Exchange データベースのバックアップおよび復元計画を見直してください。特に、Exchange データベースのサイズ制限を増やす場合には、新しいデータベースのサイズ制限を使用してバックアップおよび回復操作をテストし、サービス レベル契約 (SLA) が依然として満たされていることを確認する必要があります。

注意

レジストリに誤った変更を加えると、オペレーティング システムの再インストールを必要とするような重大な問題を引き起こす場合があります。レジストリを誤って変更したことによる問題は、解決できないことがあります。レジストリを変更する前に、重要なデータをバックアップしてください。

  1. レジストリ エディター (regedit) を起動します。

  2. 次のレジストリ サブキーを見つけます。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\MSExchangeIS\<Server Name>\Private-<database GUID>

    注意

    Exchange 管理シェルで次のコマンドを実行することにより、データベースの GUID を取得できます。 Get-MailboxDatabase -Identity "<database name>" | Format-Table Name, GUID

  3. このサブキーに DWORD 値 Database Size Limit in GB が存在する場合、その値を GB 単位の目的のサイズに変更します。

  4. このサブキーに DWORD 値 Database Size Limit in GB が存在しない場合は、この名前で新しい DWORD 値を作成し、値を GB 単位の目的のサイズに設定します。

データベースの管理の詳細については、「メールボックス データベースの管理」を参照してください。

レジストリ エディターの詳細については、レジストリ エディターの概要についてのページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

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