詳細テンプレートを既定の構成に復元する
適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3
トピックの最終更新日: 2012-07-23
詳細テンプレート エディターには、[元に戻す] ボタンがなく、操作を元に戻すためのショートカット キーを使用することもできません。テンプレートへの追加を元に戻すには、Delete キーを使用する必要があります。削除を元に戻すには、設定を再度適用する必要があります。また、変更を保存しないで詳細テンプレート エディターを終了することにより、元の設定に戻すことができます。保存した後に変更を元に戻す場合は、テンプレートを復元することができます。テンプレートを復元すると、すべてのカスタマイズ設定は失われ、テンプレートは元の構成に復元されます。
ここでは、Exchange 管理コンソール (EMC) または Exchange 管理シェルを使用して、詳細テンプレートを既定の構成に復元する方法について説明します。
詳細テンプレートに関連するその他のタスクについては、「詳細テンプレートの管理」を参照してください。
EMC を使用して詳細テンプレートを既定の構成に復元する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「詳細テンプレート」。
コンソール ツリーで、[ツールボックス] をクリックします。
結果ウィンドウで [詳細テンプレート エディター] をクリックしてから、操作ウィンドウで [ツールを開く] をクリックします。詳細テンプレート エディターが表示されます。
詳細ウィンドウで復元するテンプレートを右クリックし、操作ウィンドウで [復元] をクリックします。
[はい] をクリックして、このテンプレートを元の状態に復元することを確認します。カスタマイズした内容はすべて失われます。
シェルを使用して詳細テンプレートを既定の構成に復元する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「詳細テンプレート」。
この例では、英語 (米国) の連絡先の詳細テンプレートを復元します。
Restore-DetailsTemplate -Identity "en-US\Contact"
構文およびパラメーターの詳細については、「Restore-DetailsTemplate」を参照してください。
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