自動検出操作の時間制限を変更します
適用先: Exchange Server 2010 SP3
トピックの最終更新日: 2012-09-14
フォレスト間空き時間情報サービスには、Active Directory ディレクトリ サービスでフォレスト間ユーザーの自動検出操作を実行する場合の時間制限があります。既定では、タイムアウト値は 10 秒です。自動検出要求が 10 秒以内に完了しない場合、フォレスト間ユーザーの空き時間情報サービス要求はタイムアウトします。
タイムアウト値を制御するには、RecipientResolutionTimeoutInSeconds プロパティを使用します。RecipientResolutionTimeoutInSeconds プロパティは ASP.NET Web.config ファイルで設定されます。ASP.NET Web.config ファイルは、2 つの場所に存在します。
注意
このプロパティの値は 25 秒を超えないようにすることをお勧めします。
RecipientResolutionTimeoutInSeconds プロパティの値を変更する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「Exchange およびシェル インフラストラクチャーのアクセス許可」の「Exchange サーバー構成設定」。
注意
ASP.NET Web.config ファイルは、2 つの場所に存在します。したがって、両方の場所に同じ手順が適用されます。
次のディレクトリで web.config ファイルを検索します。
drive:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14\ClientAccess\exchweb\ews\web.config
既存の Web.config ファイルをコピーし、コピーしたファイルの名前を Web.config.bak1 に変更します。
Web.config ファイルをメモ帳で開きます。
<appSettings> という名前のセクションを探します。<appSettings> が存在する場合は、このセクションの <appSettings> から </appSettings> の間に以下のエントリを追加します。
<add key="RecipientResolutionTimeoutInSeconds" value="24"/>
<appSettings> セクションが存在しない場合は、<Configuration> セクションのすぐ下に以下のセクションを追加します。
<appSettings> <add key="RecipientResolutionTimeoutInSeconds" value="24"/> </appSettings>
重要
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このエントリは大文字と小文字が区別されるので、記載されているとおりに正確に入力する必要があります。ただし、値は 24 から使用する値に変更できます。このプロパティの値は 20 ~ 24 秒の間に設定することをお勧めします。
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このセクションを Web.config ファイルの他のセクションの下に追加しないでください。新しいセクションが <Configuration> のすぐ下にない場合は機能しません。
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Web.config ファイルを保存します。
次のディレクトリで web.config ファイルを検索します。
drive:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14\ClientAccess\Owa\web.config
既存の Web.config ファイルをコピーし、コピーしたファイルの名前を Web.config.bak1 に変更します。
Web.config ファイルをメモ帳で開きます。
<appSettings> という名前のセクションを探します。<appSettings> が存在する場合は、このセクションの <appSettings> から </appSettings> の間に以下のエントリを追加します。
<add key="RecipientResolutionTimeoutInSeconds" value="24"/>
<appSettings> セクションが存在しない場合は、<Configuration> セクションのすぐ下に以下のセクションを追加します。
<appSettings> <add key="RecipientResolutionTimeoutInSeconds" value="24"/> </appSettings>
重要
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このエントリは大文字と小文字が区別されるので、記載されているとおりに正確に入力する必要があります。ただし、値は 24 から使用する値に変更できます。このプロパティの値は 20 ~ 24 秒の間に設定することをお勧めします。
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このセクションを Web.config ファイルの他のセクションの下に追加しないでください。新しいセクションが <Configuration> のすぐ下にない場合は機能しません。
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Web.config ファイルを保存します。
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