プール障害時の Lync Server 2013 のコール パーク エクスペリエンス

 

トピックの最終更新日: 2012-09-10

計画外のインシデントによりフロント エンド プールが使用できなくなった場合、パークされているがまだ取得されていない呼び出しは切断されます。 バックアップ プールへのフェールオーバー中、ユーザーはバックアップ プールにリダイレクトされ、回復性モードになります。 回復性モードでは、ユーザーは通話をパークできませんが、通話を保留にして転送することができます。 フェールオーバーが完了すると、呼び出しをパークし、通常どおりに再び取得できます。 フェールバック中、ユーザーは回復モードが切れになるまで呼び出しをパークできません。

ディザスター リカバリー中に、フェールオーバー プロセスの一環としてバックアップ プールにリダイレクトされたユーザーは、バックアップ プールにデプロイされたコール パーク アプリケーションを使用します。 そのため、バックアップ プールにリダイレクトされたユーザーは、バックアップ プール内のコール パーク アプリケーション用に構成されたコール パーク設定を使用します。

次の表は、ディザスター リカバリーのフェーズを通じてコール パークエクスペリエンスをまとめたものです。

ディザスター リカバリー中のユーザー エクスペリエンス

呼び出し状態 停止が発生した場合 フェールオーバー中 フェールバック時

呼び出しがまだパークされていない

通話は接続されたままですが、パークできません。

  • フェールオーバー中は、ユーザーが回復モードになっている間は呼び出しをパークできませんが、保留にして転送することはできます。

  • フェールオーバーが完了したら、呼び出しをパークして取得できます。

  • フェールバック中は、ユーザーが回復モードになっている間は呼び出しをパークできませんが、保留して転送することはできます。

  • フェールバックが完了すると、呼び出しをパークして取得できます。

呼び出しがパークされているが、まだ取得されていない

呼び出しが切断されています。

この状態の呼び出しはありません。

通話はパークされたままです。

パークされた呼び出しが既に取得済み

通話は接続されたままです。

通話は接続されたままです。

通話は接続されたままです。