Lync Server 2013 のモビリティの展開プロセス

 

トピックの最終更新日: 2013-02-19

Some information in this topic pertains to Cumulative Updates for Lync Server 2013: February 2013. It is noted accordingly.

このセクションでは、Lync Server 2013 モビリティ機能を展開するために必要な一連の手順について説明します。

モビリティ展開プロセス

段階 手順 アクセス許可 「展開」のドキュメント

ドメイン ネーム システム (DNS) レコードを作成する

  • 内部の自動検出サービス URL を解決するために、内部 DNS CNAME または A (ホスト (IPv6 の場合は AAAA) レコードを作成します。

  • 外部の自動検出サービス URL を解決するために、外部 DNS CNAME または A (ホスト (IPv6 の場合は AAAA) レコードを作成します。

Domain Admins

Dnsadmins

Lync Server 2013 での自動検出サービスの DNS レコードの作成

証明書を変更する

モバイル ユーザーのセキュリティで保護された接続をサポートするために、サブジェクトの別名エントリを次の証明書に追加します。

  • ディレクター証明書

  • フロントエンド プール証明書

  • リバース プロキシ証明書

ローカル管理者

Lync Server 2013 でのモビリティに合わせた証明書の変更

リバース プロキシを構成する

  • サブジェクトの別名で更新された証明書をセキュリティで保護されたソケットレイヤー (SSL) リスナーに割り当てます。

  • 外部自動検出サービス URL の Web 発行規則を再構成します。

  • フロントエンド プールの外部 Lync Server 2013 Web Services URL に対して Web 公開規則が存在することを確認します。

または

  • 最初の自動検出要求に HTTP を使用し、証明書のサブジェクトの別名リストを更新しない場合は、新しい Web 発行規則を構成するか、ポート 80 HTTP の既存の発行規則を再構成します。

ローカル管理者

Lync Server 2013 での、モビリティに合わせたリバース プロキシの構成

Mcx Mobility Service を使用して Lync 2010 Mobile のモビリティ展開をテストする

Test-CsMcxP2PIM を実行して、あるユーザーから別のユーザーにインスタント メッセージを送信するテストを行います。

オプションの完全な一覧については、 Test-CsMcxP2PIM の Lync Server Management Shell コマンドレットのドキュメントを参照してください。

CsAdministrator

Lync Server 2013 でのモビリティ展開の確認

UCWA Web コンポーネントを使用して Lync 2013 Mobile クライアントのモビリティ展開をテストする

Test-CsUcwaConference コマンドレットを使用して、定義済みのテスト ユーザーまたは実際のユーザーのペアが UCWA を使用して会議を作成して参加できることをテストして確認します。

オプションの完全な一覧については、 Test-CsUcwaConference の Lync Server Management Shell コマンドレットのドキュメントを参照してください。

CsAdministrator

Lync Server 2013 でのモビリティ展開の確認

プッシュ通知を構成する

  • Lync Server 2013 エッジ サーバーの場合は、Lync Server オンライン ホスティング プロバイダーを追加し、ホスティング プロバイダーフェデレーションを構成します。

  • Lync Server 2010 エッジ サーバーの場合は、Lync Server オンライン ホスティング プロバイダーを追加し、ホスティング プロバイダーフェデレーションを構成します。

  • Office Communications Server 2007 R2 エッジ サーバーの場合は、フェデレーション パートナーを追加します。

  • Wi-Fi ネットワーク経由でプッシュ通知をサポートする場合は、TCP ポート 5223 の送信ファイアウォール規則を構成します。

  • Set-CsPushNotificationConfiguration コマンドレットを使用して、Apple プッシュ通知サービス (APNS) と Microsoft プッシュ通知サービス (MPNS) へのプッシュ通知を有効にします。 この機能は既定では無効になっています。

  • Test-CsFederatedPartner コマンドレットを使用してフェデレーション構成をテストし、Test-CsMCXPushNotification コマンドレットを使用してプッシュ通知をテストします。

    注意

    プッシュ通知は、Apple デバイスおよびWindows Phone上の Lync 2010 Mobile クライアントに使用されます
    プッシュ通知は、Windows Phoneでのみ Lync 2013 Mobile クライアントに必要です

RtcUniversalServerAdmins

Lync Server 2013 でプッシュ通知を構成する

モビリティ ポリシーを構成する

Set-CsMobilityPolicy コマンドレットを使用して、次を許可または禁止します。

  • 勤務先から通話

  • IP オーディオと IP ビデオを有効にする

  • IP オーディオまたは IP ビデオに WiFi を要求する

CsAdministrator

Lync Server 2013 でのモビリティ ポリシーの構成