PerformancePoint Monitoring システム データベース

更新 : 2009-04-30

PerformancePoint Monitoring Server は、単一の SQL Server アプリケーション データベースを使用します。データベースには、レポート、データ ソース、ダッシュボード、およびダッシュボード要素をサポートするその他のメタデータが格納されます。ダッシュボードのさまざまな要素は、ダッシュボード デザイナで作成され、ロール ベースのセキュリティ モデルを使用して保護されます。このモデルも、データベースに格納されます。Monitoring Server データベースは、SQL Server 2005 と最新の Service Pack で実行する必要があります。

格納されるメタデータは、データ ソース、主要業績評価指標 (KPI)、スコアボード、分析レポートとビュー、およびダッシュボードの定義で構成されます。Monitoring Server、SharePoint Services 用ダッシュボード ビューア、Reporting Services 用スコアカード ビューア、およびレポート デザイナ用 Monitoring プラグイン (Visual Studio 2005) はすべて、このデータベースからダッシュボードとダッシュボード要素の定義を取得します。ダッシュボード デザイナは、ダッシュボードとダッシュボード要素の定義をこのデータベースに発行します。

Monitoring Server 構成マネージャを使用すると、Monitoring システム データベースとして機能する新しいデータベースをインストールできます。そのためには、Monitoring Server の初期構成時にデータベースを作成するか、Monitoring Server 構成マネージャを起動する前にあらかじめデータベースを作成しておきます。後者の方法は、"プロビジョニング" **と呼ばれます。

プロビジョニング オプションは、データベースの作成がデータ センターで集中管理され、インストールするユーザーにはデータベースを作成する権限がないシナリオをサポートします。プロビジョニング オプションを選択することで、空のデータベースにデータベース スキーマをインストールできます。データベース名はカスタマイズできます。

関連項目