Planning Server のログ ファイル
更新 : 2009-04-09
Planning Server では 2 種類のログ ファイルを生成します。Planning Server ソフトウェアがインストールされると、インストール ログ ファイルが作成されます。インストールが完了すると、Planning Server ではトレース ログ ファイルと監査ログ ファイルを生成します。
インストール ログ ファイル
Planning Server では、%temp% ディレクトリに次の 2 つのインストール ログ ファイルが作成されます。
PlanningStatus%date%.log
PlanningVerbose%date%.log
サーバー トレース ログ ファイル
インストールが完了すると、Planning Server では、Planning Server 構成設定に基づいて 1 つ以上のサーバー ログ ファイルが作成されます。ログ ファイルは次のディレクトリ内に作成されます。
<drive>:\Microsoft Office PerformancePoint Server\3.0\Trace Log
既定の構成では、Planning Server では最新のものから順に 10 件のログ ファイルが保持され、古いものは上書きされます。これらのファイルの順序は、ファイル名 Server.Log.<SequenceNumber> のシーケンス番号に基づいています。
トレース ログ ファイルの既定の設定の変更については、Planning 管理コンソールのヘルプ ファイルを参照してください。
監査ログ ファイル
Planning Server の監査ログ ファイルでは、システム内で行われたすべての変更が追跡されます。監査ログ ファイルは次のディレクトリ内に作成されます。
<drive>:\Microsoft Office PerformancePoint Server\3.0\Audit Log
監査ログ ファイルでは、Planning Server 内のすべてのメタデータとデータ変更イベントを追跡します。
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セキュリティ上の理由により、実際のメタデータとデータ変更は監査ログには記録されません。 |
Windows イベント ログ
Windows オペレーティング システムでは、イベント ソース"PPSPlanningService" を使用して、Planning Web サービスの開始操作と停止操作のイベント ログ エントリが自動的に生成されます。
システムで生成されるイベント ログ エントリに加えて、Planning Server がイベント ソース "PerformancePoint" を使用して、サーバー操作中の各ビジネス プロセスとシステム プロセスごとに 1 つ以上の Windows イベント ログ エントリを作成します。
すべての PerformancePoint イベント ログ エントリは、アプリケーション イベント ログに生成されます。Planning Server では、情報、警告、エラーの 3 種類のサーバー イベントを記録します。
情報 : Planning Server の内部構成のすべての変更を記録します。
警告 : すべての内部コンポーネント エラーまたはシステム プロセスやビジネス プロセスに関連する障害を記録します。これらの問題は、PerformancePoint Server 管理者が解決できます。
エラー : Planning Server コンポーネントへのすべての無効なアクセスおよび Planning Server の機能の障害となる接続の問題を記録します。これらの問題は、システム管理者が解決できます。
メモ :
バージョン 1 では、セキュリティ イベントはアプリケーション イベントと見なされます。