ファームの共有サービス プロバイダを管理する (Project Server)

 

トピックの最終更新日: 2008-01-22

ファームの共有サービス プロバイダ (SSP) を管理するには、[このファームの共有サービスの管理] ページを使用する必要があります。[このファームの共有サービスの管理] ページを開くには、以下の操作を行います。

  1. トップ ナビゲーション バーの [アプリケーション構成の管理] をクリックします。

  2. [アプリケーション構成の管理] ページの [Office SharePoint Server 共有サービス] セクションで、[このファームの共有サービスの作成または構成] をクリックします。

[このファームの共有サービスの管理] ページには、各 SSP へのリンク、および各 SSP の Web アプリケーションへのリンクがあります。

目的に合ったトピックをクリックしてください。

  • 新しい SSP を作成する

  • SSP を復元する

  • SSP の設定を編集する

  • SSP を削除する

  • 既定の SSP を変更する

  • SSP の関連付けを変更する

新しい SSP を作成する

  1. [このファームの共有サービスの管理] ページで、[新しい SSP] をクリックします。

  2. [SSP 名] セクションの [SSP 名] ボックスに、新しい SSP の名前を入力します。

  3. [Web アプリケーション] ボックスの一覧で、新しい SSP の管理サイトをホストする Web アプリケーションを選択します。

    新しい SSP の管理サイトをホストする新しい Web アプリケーションを作成する場合は、[新しい Web アプリケーションの作成] をクリックします。Web アプリケーションの作成の詳細については、「Web アプリケーションを作成または拡張する (Project Server)」を参照してください。

    [SSP 管理サイト URL] ボックスには、管理サイトの URL が自動的に入力されます。

  4. [個人用サイトの場所] セクションの [Web アプリケーション] ボックスの一覧で、個人用サイトをホストする Web アプリケーションを選択します。

    新しい SSP の個人用サイトをホストする新しい Web アプリケーションを作成する場合は、[新しい Web アプリケーションの作成] をクリックします。Web アプリケーションの作成の詳細については、「Web アプリケーションを作成または拡張する (Project Server)」を参照してください。

    [!メモ] 個人用サイトを単独でバックアップおよび復元できるように、個人用サイトと SSP 管理サイトはそれぞれ別の Web アプリケーションを使用してホストすることをお勧めします。

  5. [個人用サイトの場所の URL] ボックスに個人用サイトの URL を入力します。

    ルート以外の場所で個人用サイトをホストする場合は、[相対 URL] ボックスの相対 URL を変更します。

  6. [SSP サービス資格情報] セクションの [ユーザー名] ボックスと [パスワード] ボックスにユーザー名とパスワードを入力します。これらは、SSP Web サービスで通信の際に使用されたり、SSP Timer Service でジョブの実行時に使用されたりします。

  7. [SSP データベース] セクションの [データベース サーバー] ボックスに、データベース サーバーの名前を入力します。

  8. [データベース名] ボックスに、データベースの名前を入力します。

    [!メモ] 通常は既定のデータベースを使用することをお勧めします。

  9. [データベース認証] で、次のどちらかを選択します。

    • [Windows 認証 (推奨)]

    • [SQL 認証] : このオプションを選択する場合は、アカウント資格情報を [アカウント] および [パスワード] ボックスに入力してください。

  10. [検索データベース] セクションの [データベース サーバー] ボックスに、データベース サーバーの名前を入力します。

  11. [データベース名] ボックスに、検索データベースの名前を入力します。

    [!メモ] 通常は既定のデータベースを使用することをお勧めします。

  12. [データベース認証] で、次のどちらかを選択します。

    • [Windows 認証 (推奨)]

    • [SQL 認証] : このオプションを選択する場合は、アカウント資格情報を [アカウント] および [パスワード] ボックスに入力してください。

  13. [インデックス サーバー] セクションの [インデックス サーバー] メニューで、インデックス サーバーをクリックします。

  14. [インデックス ファイルの保存場所のパス] ボックスに、インデックスを保存するインデックス サーバーのパスを入力します。

    [!メモ] インデックス サーバーを変更しても、インデックスは移動されません。インデックスを移動するには、Stsadm コマンドライン ツールを使用する必要があります。

  15. SSL (Secure Sockets Layer) を使用して Web サービスとの通信を保護するには、[Web サービスの SSL] セクションで [はい] を選択します。

  16. [OK] をクリックします。

SSP を復元する

  1. [このファームの共有サービスの管理] ページで、[SSP の復元] をクリックします。

  2. [SSP 名] セクションの [SSP 名] ボックスに、復元した SSP に付ける名前を入力します。

  3. [Web アプリケーション] メニューで、復元した SSP の管理サイトをホストする Web アプリケーションをクリックします。

    復元した SSP の管理サイトをホストする新しい Web アプリケーションを作成する場合は、[新しい Web アプリケーションの作成] をクリックします。Web アプリケーションの作成の詳細については、「Web アプリケーションを作成または拡張する (Project Server)」を参照してください。

    [SSP 管理サイト URL] ボックスには、管理サイトの URL が自動的に入力されます。

  4. [SSP サービス資格情報] セクションの [ユーザー名] ボックスと [パスワード] ボックスにユーザー名とパスワードを入力します。これらは、SSP Web サービスでサーバー間通信の際に使用されたり、SSP Timer Service でジョブの実行時に使用されたりします。

  5. [SSP データベース] セクションの [データベース サーバー] ボックスに、データベース サーバーの名前を入力します。

  6. [データベース名] ボックスに、データベースの名前を入力します。

    [!メモ] 通常は既定のデータベースを使用することをお勧めします。

  7. [データベース認証] で、次のどちらかを選択します。

    • [Windows 認証 (推奨)]

    • [SQL 認証] : SQL 認証を選択した場合は、[アカウント] ボックスと [パスワード] ボックスにアカウント資格情報を入力します。

  8. [検索データベース] セクションの [データベース サーバー] ボックスに、データベース サーバーの名前を入力します。

  9. [データベース名] ボックスに、検索データベースの名前を入力します。

    [!メモ] 通常は既定のデータベースを使用することをお勧めします。

  10. [データベース認証] で、次のどちらかを選択します。

    • [Windows 認証 (推奨)]

    • [SQL 認証] : SQL 認証を選択した場合は、[アカウント] ボックスと [パスワード] ボックスにアカウント資格情報を入力します。

  11. [インデックス サーバー] セクションの [インデックス サーバー] メニューで、インデックス サーバーをクリックします。

  12. [インデックス ファイルの保存場所のパス] ボックスに、復元した SSP によるコンテンツのクロールに使用するインデックス サーバーのパスを入力します。

    [!メモ] インデックス サーバーを変更しても、インデックスは移動されません。インデックスを移動するには、Stsadm コマンドライン ツールを使用する必要があります。

  13. SSL (Secure Sockets Layer) を使用して Web サービスとの通信を保護するには、[Web サービスの SSL] セクションで [はい] を選択します。

  14. [OK] をクリックします。

SSP の設定を編集する

  • [このファームの共有サービスの管理] ページで、設定を編集する SSP をポイントし、表示されるメニューの [プロパティの編集] を選択します。

    編集できる設定の詳細については、「新しい SSP を作成する」を参照してください。

SSP を削除する

SSP を削除すると、その SSP に関連付けられていた Web アプリケーションは既定の SSP に関連付けられます。既定の SSP は削除できません。

  1. [このファームの共有サービスの管理] ページで、削除する SSP をポイントし、[削除] をクリックします。

  2. 削除の実行を確認するメッセージ ボックスで、[OK] をクリックします。

既定の SSP を変更する

Web アプリケーションを作成すると、必要な共有サービスにアクセスできるように、既定の SSP に自動的に関連付けられます。既定の SSP は変更できます。

  1. [このファームの共有サービスの管理] ページで、[既定の SSP の変更] をクリックします。

  2. [既定の共有サービス プロバイダの変更] ページの [共有サービス プロバイダ] セクションにある [SSP 名] メニューで、既定の SSP に設定する SSP をクリックします。

  3. [OK] をクリックします。

  4. [警告!] ページで、既定の SSP の変更による影響について確認します。

    既定の SSP を変更する場合は、[OK] をクリックします。

SSP の関連付けを変更する

各 Web アプリケーションは、単一の SSP に関連付けられます。同じ SSP に複数の Web アプリケーションを関連付けることができます。

  1. [このファームの共有サービスの管理] ページで、[関連付けの変更] をクリックします。

  2. [Web アプリケーションと SSP との関連付けの変更] ページの [共有サービス プロバイダ] セクションにある [SSP 名] メニューで、Web アプリケーションに関連付ける SSP をクリックします。

  3. [Web アプリケーション] セクションで、指定した SSP に関連付ける Web アプリケーションのチェック ボックスをオンにします。

    すべての Web アプリケーションを選択するには、[すべて選択] チェック ボックスをオンにします。

  4. [OK] をクリックします。