サーバーの全体管理の新機能 (Project Server)

 

トピックの最終更新日: 2008-01-21

サーバーの全体管理は、全面的に再設計および拡張されています。新しいサーバーの全体管理には、以下の特長があります。

  • 完全な機能を備えた SharePoint サイト : リスト、ライブラリ、Web パーツなど、標準の SharePoint サイト機能を利用できます。たとえば、ファームのすべての管理者で共有する必要があるコンテンツをサーバーの全体管理のドキュメント ライブラリに送信したり、緊急時の連絡先の電話番号を含む Web パーツをサーバーの全体管理のホーム ページに追加したりできます。

  • 必要な機能をより簡単に検索できる構成 : レベルの異なる複数のページ (たとえば、仮想サーバー管理ページ) の代わりに、サーバーの全体管理には 3 つの主要なページがあります。[ホーム]、[サーバー構成の管理]、および [アプリケーション構成の管理] の 3 つです。ほとんどの管理タスクは、これらの主要なページから簡単に実行でき、さらに深いレベルに移動する必要はありません。たとえば、サイト コレクションを作成する場合、以前は、最初に該当する仮想サーバーの仮想サーバー設定ページに移動し、それからサイト コレクションを作成する必要がありました。現在、このタスクは [アプリケーション構成の管理] ページから 1 回のクリックで直接実行できます。

  • 完了する必要があるタスクの状態と参照情報を簡単に確認できるホーム ページ : ホーム ページには 3 つの主要な Web パーツがあります。

    • 管理タスク : この一覧では、完了する必要があるタスクに、インストール直後から簡単にアクセスできます。この一覧は SharePoint リストなので、組織にとって重要な優先順位を付けたタスクを含めるようにカスタマイズできます。

    • ファーム トポロジ : この Web パーツでは、どのサービスがどのサーバーで実行されているか、また、どのサーバーがサーバー ファームに含まれているかをひとめで確認できます。

    • リソース : このリストは自由にカスタマイズできるため、組織でのサーバー管理にとって重要なリソースに対して適切なリンクを表示できます。

  • [ホーム]、[サーバー構成の管理]、および [アプリケーション構成の管理] の各ページの詳細については、「サーバーの全体管理を使用する (Project Server)」を参照してください。

  • 他の SharePoint サイトと同じセキュリティ モデルに従ったサイト : サーバー ファーム管理者を追加するには、他の SharePoint サイトのメンバまたは閲覧者グループにユーザーを追加するのと同様に、ファーム管理者をファーム管理者グループのメンバとして追加します。