Project Server 2007 エクストラネットでの代替アクセス マッピングに関する考慮事項
更新日: 2010年2月
トピックの最終更新日: 2015-03-09
各 Web アプリケーションは、内部 URL とパブリック URL とのマッピングのコレクションに関連付けることができます。内部 URL とパブリック URL は、完全な URL のプロトコルとドメイン部分 (たとえば、https://www.fabrikam.com) で構成されています。パブリック URL は、ユーザーが Microsoft Office Project Web Access サイトに到達するために入力するものです。この URL は、ページのアドレスに表示されます。内部 URL は、Office Project Web Access サイトに送信される URL 要求に含まれています。多くの内部 URL を、マルチ サーバー ファーム内の単一のパブリック URL に関連付けることができます (たとえば、ロード バランサが負荷分散クラスタ内のさまざまなサーバーに特定の IP アドレスに対する要求をルーティングする場合など)。
各 Web アプリケーションは、URL ごとに 5 つのマッピング コレクションをサポートしています。5 つのコレクションは、5 つの領域 (既定、イントラネット、エクストラネット、インターネット、およびユーザー設定) に対応しています。Web アプリケーションが特定の領域の内部 URL に対する要求を受信すると、ユーザーに返されるページのリンクにはその領域のパブリック URL が含められます。
Project Server 2007 に対して代替アクセス マッピングを使用する
Microsoft Office Project Server 2007 のエクストラネットを構成するときは、代替アクセス マッピングを使用してユーザーに返される URL を知っておくことが重要になる場合があります。Office Project Server 2007 でこのことが懸念事項となる可能性がある状況は次のとおりです。
ActiveX コントロール : Office Project Web Access では、URL が ActiveX コントロールに渡されるときに、正しくマッピングされた代替アクセス マッピング URL が返される必要があります。たとえば、逆プロキシ エクストラネット構成では、ActiveX コントロールがエクストラネット ユーザーに内部サーバーの IP アドレスではなく逆プロキシ アドレスを渡すようにする必要があります。UNRESOLVED_TOKEN_VAL()
通知 : 通知は、さまざまな目的で Project Server ユーザーに送信される電子メール メッセージです。代替アクセス マッピングは、通知電子メール メッセージ内で指定されている送信 URL を判断します。代替アクセス マッピングを構成するときは、通知電子メール メッセージで (既定の URL ではなく) エクストラネットの URL を送信するように構成できます。
ファームの代替アクセス マッピングは、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [代替アクセス マッピング] ページで見ることができます。代替アクセス マッピングを構成する方法の詳細については、「代替アクセス マッピングを管理する (Project Server サーバーの全体管理ヘルプ)」を参照してください。