Project Web Access を使用してアイテム レベル オブジェクトをバックアップする (Project Server 2007)

更新日: 2008年11月

 

トピックの最終更新日: 2015-03-09

この記事では、特定のプロジェクト アイテムをバックアップできます。データベースの物理ファイル (.mdb) をバックアップするのではなく、データベース内の特定のアイテムのバックアップを作成します。これらのアイテムは、Microsoft Office Project Server 2007 発行済みデータベースから Office Project Server 2007 アーカイブ データベースにバックアップされます。

この手順を実行する前に、以下の事項について確認してください。

このタスクの手順を実行するには、以下のことが必要です。

  • Office Project Server 2007 がインストールされている必要があります。

  • Project Server の管理者グループのメンバとして Microsoft Office Project Web Access にログオンする必要があります。

アイテム レベル オブジェクトをバックアップする

この記事で示す手順を実行すると、次のプロジェクト アイテムをバックアップできます。

アイテム 説明

プロジェクト

プロジェクト リソース、割り当て、タスク、ユーザー設定フィールドの値、基準データが含まれています。

エンタープライズ リソース共有元とカレンダー

エンタープライズ リソースとエンタープライズ カレンダーが含まれています。

エンタープライズ ユーザー設定フィールド

エンタープライズ ユーザー設定フィールドのメタデータ、エンタープライズ参照テーブルのメタデータ、エンタープライズ参照テーブルの値が含まれています。

エンタープライズ グローバル テンプレート

Project Professional のテーブル、マクロ、ビューのすべての定義などが含まれています。

ビューの定義

状態管理、プロジェクト センタ、ポートフォリオ分析、リソース センタ ビューの定義などが含まれています。

システム設定

Web 設定テーブルが含まれています。これには、選択したシステム設定のすべてが含まれていますが、OLAP キューブのオプションは含まれていません。

カテゴリおよびグループ設定

Project Server の全カテゴリとグループの設定が含まれています。

日単位のスケジュールを使用してデータを自動的にバックアップする

  1. Office Project Web Access を起動します。

  2. サイド リンク バーの [サーバー設定] をクリックします。

  3. [サーバーの設定] ページで、[スケジュールによるバックアップ] をクリックします。

  4. [日単位のバックアップ スケジュール] ページの [プロジェクト保持ポリシー] ボックスに、保持するバックアップ数を入力します。

    [!メモ] バックアップ数が多いほど、必要なデータベース容量が増加します。

  5. [アイテム] セクションの各プロジェクト アイテムについて、[オプション] 一覧から [スケジュール] または [未同期] を選択して、そのアイテムのバックアップをスケジュールするかどうかを指定します。

  6. [オプション] 一覧で [スケジュール] を選択した場合は、日単位で実行するバックアップの時刻を選択します。

  7. [保存] をクリックします。

手動でデータをバックアップする

  1. Office Project Web Access を起動します。

  2. サイド リンク バーの [サーバー設定] をクリックします。

  3. [サーバーの設定] ページで、[管理用バックアップ] をクリックします。

  4. [アイテムの選択] セクションで、バックアップする各プロジェクト アイテムの横にあるチェック ボックスを選択します。

  5. [バックアップ] をクリックします。 選択したアイテムが直ちにバックアップされます。