Project Server 2010 のユーザー アカウントを無効にする
適用先: Project Server 2010
トピックの最終更新日: 2012-02-16
Microsoft Project Server のユーザー アカウントを使用できなくすることが必要になる場合があります。ユーザー アカウントを無効にしても、そのユーザーの情報やデータはデータベース内に残りますが、そのユーザーに対して新しい割り当てをすることはできなくなります。ユーザー アカウントは再度有効にするまでは無効な状態になります。
ユーザー アカウントを無効にすると、そのアカウントは Project Server 2010 へのログオンに使用できなくなります。無効にしたアカウントを使用して割り当ての更新を送信したり、進捗レポートを要求したり、タスクを委任したりすることはできません。
ユーザーを無効にすると、プロジェクト管理者にユーザーの作業の再割り当てを求めるメッセージが表示されます。これは、プロジェクト管理者が Microsoft Project Professional 2010 でプロジェクトを開いたときに表示されます。
ユーザー アカウントは、無効にしても Project Server データベースからは削除されません。これは、アカウントを後で再度有効にする場合に備えて、リソースとプロジェクト データの間に存在する可能性のある関係を保持できるようにするためです。[サーバー設定] の [データベース管理] セクションにはユーザーを削除するオプションもあります。ただし、データを保持しておけるようにユーザーを無効にすることをお勧めします。
アカウントを無効にすると、再度有効にするまでそのアカウントは Project Server 2010 にアクセスできなくなります。この手順を実行するには、Project Server 2010 における "ユーザーとグループの管理" グローバル アクセス権が必要です。
Active Directory 同期を使用すると、同期する Active Directory グループに含まれない Project Server ユーザーは無効になります。ユーザーを Active Directory ディレクトリ サービスから削除し、そのアカウントが無効にならないようにするには、[ユーザーの編集] ページで [ユーザー認証] セクションの [このユーザーには Active Directory 同期を実行しない] チェック ボックスをオンにします。
この手順を実行する前に、次の点を確認してください。
「Project Server 2010 のユーザーを管理する」を読んでいること。
Microsoft Project Web App サイトから Project Server 2010 にアクセスできること。
そのユーザー アカウントが、本当に無効にする必要があるアカウントであること。
重要
この手順を完了するには、Project Server 2010 におけるユーザーとグループの管理グローバル アクセス権が必要です。
ユーザー アカウントを無効にする
Project Server 2010 の有効なユーザー アカウントを無効にするには、次の手順に従います。この手順を実行すると、無効にしたアカウントは、再度有効にするまで Project Server 2010 にアクセスできなくなります。
ユーザー アカウントを無効にするには
Project Web App ホーム ページのサイド リンク バーで、[サーバー設定] をクリックします。
[サーバー設定] ページの [セキュリティ] セクションで、[ユーザーの管理] をクリックします。
[ユーザーの管理] ページの [ユーザー] の一覧で、無効にするユーザー アカウントを検索します ([検索] ボックスを使用すると、特定のユーザーを検索できます)。無効にするアカウントのユーザー名の横にあるチェック ボックスをオンにします。なお、複数のユーザー アカウントを選択できます。
[ユーザーの無効化] をクリックします。
確認を求めるメッセージ ボックスが表示されます。[OK] をクリックしてユーザー アカウントを無効にします。