ハイレベルなコスト制約に基づいてポートフォリオを分析する (Project Server 2010)

 

適用先: Project Server 2010

トピックの最終更新日: 2011-04-13

分析の作成と、提案の相対的な優先度値の検討が終わったら、次のステップとして、ハイレベルなコスト制約に基づいて提案を分析します。コストの制限を設定すると、プロジェクトとして合理的に承認できる提案の一覧を絞り込むのに役立ちます。

注意

この記事およびここに含まれているビデオでは、一般的なポートフォリオ分析シナリオについて説明します。組織によっては、固有のビジネス ニーズに合わせてこのプロセスがカスタマイズされていることがあります。

  1. サイド リンク バーの [コスト制約の制限] セクションで、プライマリ コスト制約の値を調整し、[再計算] をクリックします。

  2. ユーザー設定フィールドを使用して他の制約を含めるには、[コスト制約の制限] で、[追加/削除] をクリックします。フィールドを追加し、[OK] をクリックし、フィールドの値を設定します。[再計算] をクリックして、このシナリオに対する効果を確認します。

  3. [プロジェクト] テーブル内の各行の [強制的に選択/除外] 列をクリックして、このシナリオに対してプロジェクトを手動で含めるか除外します。

  4. 調整済みコストを [プロジェクト] テーブルに入力して、What-If コスト シナリオを評価します。このシナリオがコミットされた場合は、提案の所有者に提案の調整済み予算を通知します。

  5. このシナリオについてプロジェクト依存関係を無効にするには、[オプション] タブで、[プロジェクト依存関係を適用する] チェック ボックスをオフにします。

  6. [分析] タブで、[名前を付けて保存] をクリックし、シナリオに名前を指定します。

  7. [比較] をクリックして、保存されているシナリオを再検討します。

これらのステップが完了したら、ポートフォリオに含まれる提案にリソース情報が定義されている場合は、次のステップとして時間単位のリソースの要件に基づいてポートフォリオを分析します。ポートフォリオに含まれる提案にリソース情報が定義されていない場合は、次のステップとして選択決定をコミットし、それらをポートフォリオ関係者に通知します