概要: 時間と進捗状況を追跡する (Project Server 2010)

 

適用先: Project Server 2010

トピックの最終更新日: 2015-03-09

Microsoft Project Web App では、プロジェクトのタスクに費やしている時間、およびそれらのタスクの進捗状況を簡単に追跡できます。休暇、出張、トレーニング、病欠など、管理タスクに費やされた時間を入力することもできます。このバージョンの Project Web App では、同じビューまたは別々のビューを使用して、時間と進捗状況を入力できます。

作業内容

  • 時間とタスクのレポートを設定する

  • 時間と進捗状況を入力して提出する

  • 時間と進捗状況を承認または拒否する

時間とタスクのレポートを設定する

チーム メンバーが各自の時間と進捗状況を報告できるようにするためには、サイト管理者が Project Web App でいくつかのものを設定しておく必要があります。

タスク 説明

タイムシート期間を設定する

タイムシート期間は、[自分のタスク] ページと [自分のタイムシート] ページの両方で使用されます。これらのページを使用するためには、事前にタイムシート期間が設定されている必要があります。

タイムシート行の分類を設定する (Project Server 2010)

プロジェクト タスクに関する詳細を提供するためにタイムシート行分類が使用されます。たとえば、休日料金時間倍額料金時間などが含まれる時間外労働時間の分類が考えられます。

タイムシートの設定および既定値を構成する

タイムシートを構成する方法は何とおりかあり、それに応じてユーザーによる時間の追跡方法にビジネス ルールが適用されます。ここで単一入力モードをオンにすることができます。単一入力モードは、このバージョンの Project Web App で新たに導入されたものです。

管理用時間のカテゴリを構成する

Project Web App で既定で用意されている管理用時間のカテゴリは、[病欠]、[休暇]、[管理用] の 3 つです。各組織で必要に応じて個別のカテゴリを設定することもできます。

タスクの設定および表示を構成する

組織のニーズに合わせて、何とおりかの方法で進捗状況の更新を構成できます。

時間と進捗状況を入力して提出する

チーム メンバーはタスクに取り組むとき、タイムシートを使用してタスクに費やした時間を入力できます。また、サイト管理者が Project Web App をどのように設定したかに応じて、進捗状況をタイムシートと同じビュー ("単一入力モード" と呼ばれる) または別のビューに入力することもできます。

タスク 説明

タイムシートで作業を報告する

タスクに費やした時間の入力を開始するには、タイムシートを作成します。

タスクの進捗状況を報告する

タイムシートと同じビューまたはタイムシートとは別のビューで自分の進捗状況を報告できます。

タイムシートのタスク (行) を追加または削除する

期間中に処理したタスクがタイムシートに表示されない場合は、そのタスクを別の行として追加できます。

タスクの進捗状況にタスクを追加する

期間中に処理したタスクが進捗状況に表示されない場合は、そのタスクを進捗状況に追加できます。

時間と進捗状況を承認または拒否する

チーム メンバーがタイムシートまたは進捗状況を提出したら、次のステップとして、提出されたものを承認担当者がレビューし、それを承認または拒否します。

タスク 説明

タイムシート全体を承認または拒否する

承認を待っているタイムシートが多数ある場合、承認担当者にとって、各タイムシート行をレビューするのではなく、タイムシート全体を承認または拒否するのが最も効率的なこともあります。

タスクまたはタイムシート行を承認する

このバージョンの Project Web App では、承認担当者が個々の進捗状況の更新またはタイムシート行を承認または拒否できます。