個人用サイトの設定を構成する

  • [アーティクル]

この手順を開始する前に、次の点を確認してください。

  • 「個人用サイト ホストの場所を管理する」を読み終えている。

  • システムで、Microsoft Office SharePoint Server 2007 の Standard バージョンまたは Enterprise バージョンのどちらかが実行されている。

    重要

    管理者は、共有サービス プロバイダ (SSP) 管理サイトの読み取りアクセス権を持ち、ユーザー プロファイルの管理権限を有効にしている必要があります。

各 SSP の個人用サイトのホストの場所で、個人用サイトの設定を構成できます。これらの設定のほとんどは初期展開時に構成され、その後の通常運用中にまれに変更のみが行われます。[個人用サイトの設定] ページで構成できる個人用サイト設定は次のとおりです。

  • [優先する検索センター] は、個人用サイトのプロファイル ページからユーザーを検索するときに使用する検索センター サイトを構成するために使用します。

  • [個人用サイト サービス] は、この SSP の個人用サイトのホストの場所を変更するために使用します。これは、初期展開時、または、パフォーマンス、記憶容量、セキュリティ上の問題から個人用サイトを移行する場合にのみ使用します。

  • [言語オプション] は多言語展開で使用します。使用できる言語は、サーバーにインストールされている言語パックによって異なります。言語パックの詳細については、「言語パックを展開する (Office SharePoint Server)」を参照してください。

  • [複数展開] は、複数の SSP 上に複数の個人用サイトのホストの場所を持つ、グローバルな展開をサポートするために使用します。他の SSP のユーザーが、この SSP がホストする個人用サイトを表示して、個人機能を使用できるようにするには、個人用サイトのホストの場所でこのオプションを有効にする必要があります。このオプションを有効にすると、信頼できる個人用サイトのホストの場所にリンクしているすべてのユーザーが、ホストの場所の個人機能を使用できるようになります。信頼できる個人用サイトのホストの場所の詳細については、「個人用サイト ホストの場所を管理する」を参照してください。

  • [既定の閲覧者サイト グループ] は、特定のユーザーが個人用サイトを表示できるようにするために使用します。既定では、この中にすべての認証済みユーザーが含まれますが、展開のニーズに応じて、さらに絞り込んだユーザー グループを選択することもできます。このグループのユーザーが、サイトを作成したり、個人機能を使用したりするには、個人用サイトの作成権限および個人機能の使用権限も有効になっている必要があります。

個人用サイトの設定を構成する

個人用サイトの設定を構成するには、次の手順を使用します。

個人用サイトの設定を構成する

  1. 共有サービス管理のホーム ページの [ユーザー プロファイルと個人用サイト] セクションで、[個人用サイトの設定] をクリックします。

  2. [個人用サイトの設定] ページの [優先する検索センター] セクションで、個人用サイトのプロファイル ページから検索するときに使用する検索センター サイトの URL を入力します。

  3. [個人用サイト サービス] セクションには、個人用サイトのホストの場所として使用する URL を入力できます。

    重要

    この URL を既定の設定から変更する前に、指定する URL に新しいホストの場所を作成する必要があります。個人用サイトのホストの場所を変更しない限り、この設定を変更しないでください。個人用サイトのホストの場所の変更の詳細については、「個人用サイト ホストの場所を管理する」を参照してください。

  4. [個人用サイトの場所] セクションに、新しい個人用サイトを作成するフォルダの場所を入力します。この場所が変更されると、既存の個人用サイトは継続的に同じ場所に格納されます。

  5. [サイトの名前付け形式] セクションで、新しく作成する個人用サイトに使用する形式を次の中から選択します。

    • 各ユーザーのアカウント名に基づいて個人用サイトを格納するには、[ユーザー名 (競合を解決しない)] をクリックします。同じアカウント名のユーザーが異なるドメインに存在する場合、競合は解決されません。そのアカウント名を持つ最初のユーザーのみが、個人用サイトを作成できます。

    • 各ユーザーのアカウント名に基づいて個人用サイトを格納するには、[ユーザー名 (競合は domain_username を使用して解決)] をクリックします。同じアカウント名のユーザーが異なるドメインに存在する場合、後で作成される個人用サイトの名前にドメイン名を含めることで競合が解決されます。

    • 個人用サイトの URL に必ずドメイン名を含めるようにするには、[ドメインおよびユーザー名 (競合しない)] をクリックします。

  6. 個人用サイトで複数言語の使用を許可する場合は、[言語オプション] セクションで [ユーザーが個人用サイトの言語を選択できるようにする] をオンにします。

    注意

    これは特に、主要言語が異なる複数の地域で同じ SSP を使用する場合に便利です。このチェック ボックスをオンにしない場合、サーバーの既定の言語が使用されます。

  7. 個人用サイトが他の SSP にホストされているユーザーも、現在の SSP で提供されている個人機能を使用できるようにするには、[複数展開] セクションの [個人用サイトでグローバル展開を有効にする] を選択します。

    注意

    この個人用サイトのホストの場所の URL は、信頼できる個人用サイトのホストの場所の一覧に追加され、この SSP がホストする個人機能を使用できる他の SSP のユーザーを対象とする必要があります。

  8. [既定の閲覧者 サイト グループ] セクションで、各サイトが作成されたときに、個人用サイトの閲覧者としてこのホストの場所の中に自動的に追加されるアカウントを入力または参照します。

    注意

    これらのユーザーは、個人用サイトの作成権限および個人機能の使用権限も有効になっている必要があります。

  9. [OK] をクリックします。