ウイルス対策設定を構成する
Microsoft Office SharePoint Server 2007 のウイルス対策設定を構成するには、以下の手順を使用します。
ウイルス対策設定を有効にできるのは、互換性のあるウイルス対策スキャナをインストールした後のみです。サーバー ファームで、ファームのフロント エンド Web サーバーごとに、ウイルス対策ソフトウェアをインストールする必要があります。
以下の 4 つのウイルス対策設定を構成できます。
アップロード時にドキュメントをスキャンする アップロードされるドキュメントをスキャンするには、この設定を選択します。この設定は、ウイルスに感染したドキュメントをユーザーが他のユーザーに配布するのを防ぐために役立ちます。
ダウンロード時にドキュメントをスキャンする ダウンロードされるドキュメントをスキャンするには、この設定を選択します。この設定は、ウイルスへの感染についてユーザーに警告し、ウイルスに感染したドキュメントをユーザーがダウンロードするのを防ぐために役立ちます。この設定を選択しても、[感染したドキュメントのダウンロードを許可する] オプションが選択されていない場合を除き、ユーザーは、ウイルスに感染したドキュメントをダウンロードする選択ができます。
感染したドキュメントのダウンロードを許可する このオプションを選択すると、ユーザーはウイルスに感染したドキュメントをダウンロードすることができます。ほとんどの場合は、このオプションを選択しないでください。システムでウイルス感染のトラブルシューティングを行うなど、ウイルスに感染したドキュメントをダウンロードする特定の理由がない限り、このオプションを選択しないでください。
感染したドキュメントを正常な状態に戻す スキャン中にウイルスに感染したドキュメントが発見された場合に、自動的に正常な状態に戻すには、このオプションを選択します。
管理者の資格情報
この手順を完了するには、サーバーの全体管理サイトでの Administrators グループのメンバシップが必要です。
ウイルス対策設定を構成する
ナビゲーション バーの [サーバー構成の管理] をクリックします。
[サーバー構成の管理] ページで、[セキュリティの構成] の [ウイルス対策] をクリックします。
[ウイルス対策] ページの [ウイルス対策の設定] で、以下の 1 つまたはすべてを選択します。
アップロード時にドキュメントをスキャンする
ダウンロード時にドキュメントをスキャンする
ウイルスに感染したドキュメントをユーザーがダウンロードできるようにする
ウイルスに感染したドキュメントをクリーンにする
[OK] をクリックします。
Stsadm コマンド ライン ツールを使用してこの手順を実行する方法の詳細については、「Antivirus : Stsadm プロパティ (Office SharePoint Server)」を参照してください。
このブックのダウンロード
このトピックは、簡単に読んだり印刷したりできるように、次のダウンロード可能なブックに収められています。
使用できるすべてのブックの一覧については、「Office SharePoint Server 2007 のダウンロード可能なブック」を参照してください。