Web アプリケーションの設定を構成する
この記事の内容 :
全般設定
追加設定
Web アプリケーションの設定は、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [アプリケーション構成の管理] タブで構成できます。
全般設定
次の設定の構成については、「Web アプリケーションの全般設定を構成する」を参照してください。
Web アプリケーションを作成した後に、サーバーの全体管理を使用して、次の Web アプリケーションの全般設定を変更することができます。
Web アプリケーション
現在構成している Web アプリケーション名が表示されます。
既定のタイム ゾーン
選択した Web アプリケーションで作成したサイトによって使用されるタイム ゾーンを指定します。
既定のクォータ テンプレート
選択した Web アプリケーションで作成したすべてのサイトに対して既定で使用されるクォータ テンプレートを指定します。
クォータ テンプレートの詳細については、「クォータ テンプレートを作成する (Office SharePoint Server)」を参照してください。
個人情報スマート タグとプレゼンスの設定
メンバ名の横に表示されるオンライン プレゼンス情報を有効にします。サイトの任意の場所でユーザーがメンバ名にマウス ポインタを合わせると、個人情報スマート タグが表示されます。
アップロードの最大サイズ
Web アプリケーション内の任意のサイトへのアップロードで許可される、 1 回あたりの最大サイズを指定します。合計サイズが指定されたサイズを超えると、単一のファイル、複数のファイル、またはコンテンツはアップロードできなくなります。
容量の計画の詳細については、「パフォーマンスと容量を計画する (Office SharePoint Server)」を参照してください。
サイト コレクションのクォータ計画の詳細については、「サイトのメンテナンスおよび管理を計画する (Office SharePoint Server)」を参照してください。
通知
Web アプリケーションでユーザーに電子メール通知を送信するかどうかを指定します。[通知] リンクを使用すると、ドキュメント、ドキュメント ライブラリ、およびリスト アイテムやリストの更新時に通知を受信することを選択できます。
[ユーザーが作成できる通知の最大数] ボックスを使用すると、ユーザーが作成できる通知の回数を制限できます。ユーザーが作成できる通知の回数を制限することにより、Web アプリケーションによって送信される通知の回数を、ある程度まで制御することができます。
この手順を実行するには、「Web アプリケーションの通知設定を構成する」を参照してください。
RSS 設定
サーバー全体の RSS フィードを有効にします。
ブログ API の設定
Web アプリケーションの MetaBlog API を有効にするかどうかと、現在構成されている認証方法を使用するかどうかを指定します。
Web ページのセキュリティ検証
指定した時間が経過した後に、セキュリティ検証を期限切れにする必要があります。
電子メールでのユーザー名とパスワードの送信
Web アプリケーションから電子メールでユーザー名とパスワードがユーザーに送信されるように設定します。
重要
この設定がオフになっている場合、管理者が新しいユーザーのアカウントのパスワードを変更して新しいパスワードをユーザーに通知するまで、ユーザーはサイトにアクセスできません。
下位互換性のあるイベント ハンドラ
下位互換性のあるイベント ハンドラを有効にします。
重要
この設定がオフになっている場合、ユーザーは下位互換性のあるイベント ハンドラに対して、ドキュメント ライブラリをバインドできません。
変更ログ
変更ログ エントリの保存期間を指定します。詳細については、「変更ログ」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=106007&clcid=0x411) を参照してください。
ごみ箱
ごみ箱の設定は Web アプリケーション レベルで構成されます。これは、別の Web アプリケーションに対しては別の設定を構成できることを意味します。ごみ箱の設定を構成すると、Web アプリケーションによってホストされているすべてのサイトに影響します。
既定のごみ箱の状態は [オン] に設定されています。サイト コレクションの管理者は、ごみ箱にあるアイテムが自動的に削除されるまでの日数を指定できます。
注意
ごみ箱の状態を [オフ] に変更すると、Web アプリケーション全体のごみ箱で現在格納されているすべてのアイテムが削除されます。これ以降、削除されたアイテムは、すべてごみ箱に送信されずに完全に削除されます。
削除済みデータ バックアップを使用すると、エンド ユーザーがごみ箱から削除したアイテムの記憶域として、サイト コレクションのディスク領域クォータの割合を指定できます。これによって、ユーザーはごみ箱から削除されたアイテムを簡単に復元できます。
この手順を実行するには、「ごみ箱の設定を構成する」を参照してください。
追加設定
SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [アプリケーション構成の管理] タブで、Web アプリケーションの追加設定を構成できます。
レコード センターの接続
レコード センターは、レコードを格納し、レコードのルーティングとポリシーの適用を実行する特殊な種類の SharePoint サイトです。レコードは、ドキュメントやその他の物理的または電子的なエンティティであり、組織が行った活動またはトランザクションの証拠となる役割を持ちます。レコード センターのサイトへの接続を構成すると、Microsoft Office SharePoint Server 2007 からコンテンツを送信したり、Microsoft Exchange Server 2007 で管理された電子メール フォルダを使用したり、Windows SharePoint Services 3.0 オブジェクト モデルに基づくカスタム ソリューションを使用したりして、ユーザーはファイルをレコード センターに送信することができます。
この手順を実行するには、「レコード センター サイトへの接続を構成する」を参照してください。
管理パスの設定
管理パスを定義すると、Web アプリケーションの URL 名前空間内のどのパスをサイト コレクションに使用するかを指定できます。指定したパスに 1 つまたは複数のサイト コレクションが存在するように指定できます。たとえば、"hr" の明示的なパスは、URL https://server/hr がサイト コレクションであることを示します。同様に、"sites" のワイルドカードのパスは、https://server/sites/ の子 URL (https://server/sites/team など) がサイト コレクションであることを示します。
この手順を実行するには、「管理パスを定義する」を参照してください。
Self-Service Site Creation
Self-Service Site の管理ページを使用して、ユーザーが独自のトップ レベルの Web サイトを作成できるように設定できます。
特定の Web アプリケーションに対して Self-Service Site Creation を有効にするには、その Web アプリケーションのルート レベルでサイト コレクションを作成しておく必要があります。
注意
ユーザーは、サブサイトの作成許可が付与されているサイトのサブサイトを作成することもできます。既定で、サブサイトの作成許可はフル コントロールのアクセス許可レベルに含まれています。したがって、特定のサイト上でフル コントロールのアクセス許可レベルが付与されているユーザーまたはグループであれば、そのサイトのサブサイトを作成できます。
詳細については、「サイト作成ワークシート」(https://office.microsoft.com/search/redir.aspx?AssetID=AM101591991041) を参照してください。
この手順を実行するには、「Self-Service Site Creation を構成する」を参照してください。
Self-Service Site の管理の計画に関する詳細については、「サイト作成のプロセスを計画する (Office SharePoint Server)」を参照してください。