サーバーの全体管理の新機能 (Office SharePoint Server サーバーの全体管理ヘルプ)

サーバーの全体管理は全面的に再設計され、拡張されました。新しいサーバーの全体管理には、以下の特長があります。

  • **完全な機能を備えた SharePoint サイトです。**これは、リスト、ライブラリ、Web パーツなど、標準的な SharePoint サイトの機能を利用できることを意味します。たとえば、すべてのサーバー ファーム管理者と共有する必要があるコンテンツを、サーバーの全体管理サイトのドキュメント ライブラリに投稿したり、緊急連絡先番号を含む Web パーツをサーバーの全体管理のホーム ページに追加したりすることができます。

  • **必要な機能をより簡単に検索できる構成です。**サーバーの全体管理では、(仮想サーバーの管理ページのような) 異なるレベルの複数のページを利用するのではなく、[ホーム]、[サーバー構成の管理]、および [アプリケーション構成の管理] という 3 つのメイン ページを利用します。ほとんどの管理タスクは、下位のレベルに移動することなく、これらのメイン ページで簡単に行うことができます。たとえばサイト コレクションを作成する場合、以前は、最初に適切な仮想サーバーの [仮想サーバーの設定] ページに移動して、そこでサイト コレクションを作成する必要がありました。新しいバージョンでは、このタスクを 1 クリックで [アプリケーション構成の管理] ページから直接実行できるようになりました。

    注意

    共有サービス プロバイダの管理には、異なる管理サイトが用意されているため、これらのタスクを専門の担当者に委任できます。

  • **実行する必要があるタスクに関する状態の概要および参照情報を表示するホーム ページが用意されています。**ホーム ページには、以下の 3 つの主要な Web パーツがあります。

    • 管理タスク : インストール後すぐにこのリストを使用して行う必要があるタスクに、簡単にアクセスできます。このリストは SharePoint リストなので、リストをカスタマイズして、組織にとって重要なタスクに優先順位を付けたリストにすることができます。

    • ファーム トポロジ : この Web パーツを使用すると、どのサービスがどのサーバーで実行されており、サーバー ファームにどのようなサーバーがあるかをひとめで確認できます。

    • リソース : このリストは自由にカスタマイズできるため、組織でのサーバー管理にとって重要なリソースに対して適切なリンクを表示できます。

      [ホーム]、[サーバー構成の管理]、および [アプリケーション構成の管理] の各ページの詳細については、「サーバーの全体管理を使用する (Office SharePoint Server)」を参照してください。

  • **他の SharePoint サイトと同じセキュリティ モデルに従ったサイトです。**サーバー ファーム管理者を追加する場合、Farm Administrators グループのメンバとして追加します。これは、他の SharePoint サイトでユーザーを追加する場合に、メンバ グループまたは閲覧者グループに追加するのと同様です。