サーバーの全体管理を使用した Windows SharePoint Services 3.0 の復元
この手順を実行する前に、次の点を確認します。
「組み込みツールを使用した Windows SharePoint Services 3.0 の復元」の記事を読んでいる。
Windows SharePoint Services 3.0が実行されている。
重要
この手順を完了するためには、ファームの管理者グループのメンバシップまたは同等のメンバシップが最低限必要です。
元のサーバー ファームを復元するには、次の手順を実行します。
この手順を実行し、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトを使用して Windows SharePoint Services 3.0 の復元プロセスを完了します。次の手順では、元のサーバー ファームへの復元方法について説明します。Windows SharePoint Services 3.0 データの移行については説明していません。移行の詳細については、「サーバーとサーバー ファームを移動および移行する (Windows SharePoint Services 3.0)」を参照してください。
元のサーバー ファームへの復元
サーバーの全体管理に移動します。 URL は、http://<server_name>:port/default.aspx のようになります。
トップ ナビゲーション バーの [サーバー構成の管理] クリックします。
[サーバー構成の管理] ページの [バックアップと復元] セクションで、 [バックアップからの復元] をクリックします。
[バックアップからの復元 - ステップ 1/4: バックアップの場所の選択] ページの [バックアップ ファイルの場所] セクションで、[バックアップの場所] に UNC パスを入力し、[OK] をクリックします。
[バックアップからの復元 - ステップ 2/4: 復元するバックアップの選択] ページで、対象バックアップ パッケージを選択して、[復元の続行] をクリックします。
[バックアップからの復元 - ステップ 3/4: 復元するコンポーネントの選択] ページで、 復元レベル ([ファーム]、[サービス]、[データベース]、または [SSP]) を選択し、[復元の続行] をクリックします。
[バックアップからの復元 - ステップ 4/4: 復元オプションの選択] ページで、 (既定値の [新しい構成] ではなく)[同じ構成] を選択して、表示されるダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。
注意
新しい Web アプリケーションを作成し、[新しい構成] を選択するという状況になる場合があります。この操作は、通常、削除されたサイト コレクションを復元するために行います。各サイト コレクションは、GUID と呼ばれる一意の識別子に関連付けられます。GUID が既に存在する場合は、データベースが別の Web アプリケーションに関連付けられていても、サイト コレクションは復元されません。既存の GUID を持たないサイト コレクションのみが復元されます。したがって、このステップで [新しい構成] を選択することが、削除されたサイト コレクションを復元する手段となります。
[ログイン名とパスワード] セクションで、ページに一覧表示される Web アプリケーションのユーザ名とパスワードを入力します。
[OK] をクリックします。