Export: Stsadm 操作 (Windows SharePoint Services)
操作名 : Export
説明
インストールした Windows SharePoint Services 3.0 からサイトとサブサイトのデータをエクスポートします。
構文
stsadm -o export
-url <URL name>
-filename <エクスポート ファイル名>
[-overwrite]
[-includeusersecurity]
[-haltonwarning]
[-haltonfatalerror]
[-nologfile]
[-versions] <1 ~ 4>
[-cabsize] <整数値>
[-nofilecompression]
[-quiet]
パラメータ
パラメータ | 値 | 必須/省略可 | 説明 |
---|---|---|---|
url |
有効な URL ("http://*server name*" など) |
はい |
エクスポートする Web アプリケーションの URL です。 |
filename |
–nofilecompression パラメータを使用する場合、ディレクトリを指定する必要があります。このパラメータを使用しない場合は、すべてのファイル形式が有効です。 |
はい |
エクスポート ファイルの名前です。 |
overwrite |
<なし> |
いいえ |
現在のエクスポート ファイルを上書きします。 |
includeusersecurity |
<なし> |
いいえ |
ユーザーのセキュリティ設定を維持します。 |
haltonwarning |
<なし> |
いいえ |
警告が発生すると、エクスポート処理が停止されます。 |
haltonfatalerror |
<なし> |
いいえ |
エラーが発生すると、エクスポート処理が停止されます。 |
nologfile |
<なし> |
いいえ |
エクスポート ログ ファイルが生成されないようにします。このパラメータを指定しない場合、export 操作によって、エクスポート パッケージと同じ場所にエクスポート ログ ファイルが生成されます。ログ ファイルは統合ログ サービス (ULS) を使用します。 このパラメータを使用することをお勧めします。ただし、パフォーマンス上の理由により、ログ ファイルを生成しなくてもかまいません。 |
versions |
次のいずれかのバージョンです。
|
いいえ |
エクスポートに含めるファイルおよびリスト アイテムのバージョン履歴を指定します。-versions パラメータを指定しない場合、export 操作では、既定値の 1 が使用されます。 |
cabsize |
1 ~ 1,024 の有効な整数値 |
いいえ |
各キャビネット ファイル (*.cab) のサイズを示す 1 ~ 1,024 MB の整数値です。指定したサイズに達すると、別のキャビネット ファイルが生成されます。このパラメータは、小さいファイルをネットワーク経由でコピーする場合に役立ちます。 |
nofilecompression |
<なし> |
いいえ |
エクスポート パッケージのファイル圧縮を有効または無効にします。エクスポート パッケージは、-filename パラメータで指定したフォルダに格納されます。パフォーマンス上の理由により、このパラメータを使用することをお勧めします。圧縮を有効にすると、エクスポート処理のパフォーマンスが約 30% 向上します。 |
quiet |
<なし> |
いいえ |
エクスポートの進行状況に関する情報を表示ウィンドウに出力しないようにします。このパラメータを指定しても、最終的なエクスポートの状態 ("操作は正常に完了しました。") は表示されます。-quiet パラメータを指定しない場合、エクスポート操作によってサイトがエクスポートされているときに、進行状況に関する情報が表示ウィンドウに表示されます。パフォーマンス上の理由により、このパラメータを使用することをお勧めします。これは、表示ウィンドウのバッファが、ファイルの書き込みに比べて小さいためです。 |