ワークフロー レポートを表示する

Microsoft Office SharePoint Server 2007 には、ワークフローおよび関連するビジネス プロセスの効率を評価するための個別ワークフロー レポートと集計ワークフロー レポートが用意されています。これらのレポートを使用して、プロセスの問題を特定したり、グループまたは個人が特定のビジネス プロセスのパフォーマンス目標を満たしているかどうかを確認したりできます。

サイト コレクションのワークフロー レポートを表示する

サイト コレクションで使用可能な一連のワークフロー、その状態 (アクティブまたは非アクティブ)、ワークフローが関連付けられた回数、およびアクティブな各ワークフローの実行中のインスタンス数を表示できます。

重要

この手順を実行するには、Farm Administrators SharePoint グループのメンバであることが必要です。

サイト コレクションのワークフロー レポートを表示するには

  1. サーバーの全体管理で、[サイトの操作] メニューの [サイトの設定] をクリックします。

  2. [サイトの設定] ページの [ギャラリー] セクションで、[ワークフロー] をクリックしてサイト コレクションのワークフロー レポートを表示します。

個別ワークフロー レポートを表示する

Office SharePoint Server 2007 には、各ワークフロー インスタンスのワークフロー履歴を総体的に分析するための 2 種類の定義済み Microsoft Office Excel レポートが用意されています。1 つはアクティビティ継続期間レポート、もう 1 つはキャンセルとエラー レポートです。アクティビティ継続期間レポートには、ワークフロー内の各アクティビティが完了するまでの時間と、ワークフロー内のすべてのタスクが完了するまでの時間に関するデータが示されます。キャンセルとエラー レポートには、完了前にキャンセルされたワークフローまたはエラーが発生したワークフローが示されます。

重要

この手順を実行するには、アイテムの編集権限が必要です。

注意

カスタム ワークフローを使用している場合は、上記のレポートのデータを生成するために、ワークフロー テンプレートで適切なパラメータを指定する必要があります。詳細については、「Developing Workflow Solutions with SharePoint Server 2007 and Windows Workflow Foundation (英語) 」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=120912&clcid=0x411) を参照してください。

個別ワークフロー レポートを表示するには

  1. レポートを表示するワークフローを含んでいるリストまたはドキュメント ライブラリに移動します。

  2. ワークフローに関係するアイテムまたはドキュメントをポイントし、表示された矢印をクリックし、[ワークフロー] をクリックします。

  3. [ワークフロー] ページの [実行中のワークフロー] セクションで、状態を確認するワークフローの名前をクリックします。

  4. [ワークフローの状態] ページの [ワークフローの履歴] セクションで、[ワークフロー レポートの表示] をクリックします。

  5. [ワークフロー レポートの表示] ページで、レポートを表示するワークフローを特定し、次のどちらかの操作を行います。

    • ワークフロー内の各アクティビティが完了するまでの時間、およびワークフローの各インスタンスが完了するまでの時間に関する情報を表示する場合は、[アクティビティ継続期間レポート] をクリックします。

    • 完了前にキャンセルされたワークフローまたはエラーが発生したワークフローに関する情報を表示する場合は、[キャンセルとエラー レポート] をクリックします。

注意

レポートは、ワークフロー名のアルファベット順に一覧表示されます。

関連項目

概念

ワークフローの状態を確認する