キャッシュ プロファイルを追加する

この手順を実行する前に、次の点を確認してください。

重要

この手順を完了するには、サイト管理者 SharePoint グループのメンバであることが最低限必要です。

キャッシュ プロファイルを追加する

キャッシュ プロファイルを追加するには、以下の手順を実行します。

キャッシュ プロファイルを追加するには

  1. サイト コレクションのホーム ページで、[サイトの操作] メニューの [サイトの設定] をポイントし、[すべてのサイト設定の変更] をクリックします。

  2. [サイト コレクションの管理] で、[サイト コレクションのキャッシュ プロファイル] をクリックします。

  3. [キャッシュ プロファイル] ページで [新規] をクリックします。

  4. [タイトル] セクションで、キャッシュ プロファイルのタイトルを入力します。

  5. [表示名] セクションで、キャッシュ プロファイルの名前を入力します。

    この表示名は、サイト所有者とページ レイアウト所有者が使用できるキャッシュ プロファイルの一覧に表示されます。

  6. [表示の説明] セクションで、キャッシュ プロファイルの用途の説明を入力します。

  7. [ACL チェックを実行する] セクションでチェック ボックスをオンにし、キャッシュ内のすべてのアイテムがセキュリティによってトリミングされるようにします。

    このチェック ボックスをオフにして処理速度を向上させることもできますが、セキュリティによるトリミングを必要とする情報がないサイトまたはページ レイアウトに限り、オフにするようにしてください。既定では、[ACL チェックを実行する] チェック ボックスはオフになっています。

  8. [有効] セクションでチェック ボックスをオンにして、キャッシュを有効にします。

    このチェック ボックスがオフの場合、このプロファイルが選択されている場所でキャッシュは行われません。

  9. [期間] セクションで、キャッシュ バージョンを使用する期間 (秒数) を入力します。

    注意

    既定のキャッシュ プロファイル (パブリック インターネット、エクストラネットおよびイントラネット) の既定の期間は、180 秒です。新しいキャッシュ プロファイルを作成する際には、ページをキャッシュに保持する最長期間を考慮してください。ただし、ページがキャッシュに保持されている間、サイト ユーザーには古いコンテンツが表示される可能性があります。

  10. [変更を確認する] セクションでチェック ボックスをオンにします。これにより、ページ要求のたびにサイトが変更されているかどうかが検証され、サイトが変更されている場合はキャッシュがフラッシュされるようになります。

    このチェック ボックスをオフにして処理速度を向上させることもできますが、その場合、[期間] セクションで指定した秒数の間は、サイトが更新されているかどうかが確認されません。そのため、ユーザーが入手する情報は、必ずしも最新の情報ではない可能性があります。

  11. [ユーザー設定のパラメータごとにキャッシュ] セクションで、ASP .NET 2.0 の HttpCachePolicy.SetVaryByCustom で指定されているカスタム パラメータを入力します。詳細については、「 HttpCachePolicy.SetVaryByCustom メソッド」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=121544&clcid=0x411) を参照してください。

  12. [HTTP ヘッダーごとにキャッシュ] セクションで、ASP .NET 2.0 の HttpCachePolicy.VaryByHeaders で指定されているカスタム パラメータを入力します。詳細については、「HttpCachePolicy.VaryByHeaders プロパティ」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=121545&clcid=0x411) を参照してください。

  13. [クエリ文字列パラメータごとにキャッシュ] セクションで、ASP .NET 2.0 の HttpCachePolicy.VaryByParams で指定されているクエリ パラメータを入力します。詳細については、「HttpCachePolicy.VaryByParams プロパティ」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=121546&clcid=0x411) を参照してください。

  14. [ユーザー権限ごとにキャッシュ] セクションでチェック ボックスをオンにします。これにより、ユーザーが他のユーザーと同じキャッシュ ページを表示するには、すべてのセキュリティ保護可能なオブジェクトに対する同一の有効な権限が必要となります。

  15. [キャッシュ可能] セクションで、ASP .NET 2.0 の HttpCacheability で指定されているキャッシュの種類を選択します。詳細については、「 HttpCacheability 列挙体」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=121547&clcid=0x411) を参照してください。

  16. [認証された使用に対して安全を確保する] セクションで、管理者とページ レイアウト設計者に認証済みのシナリオへの適用を許可するポリシーのチェック ボックスをオンにします。

  17. [キャッシュされたコンテンツを編集時に表示する] セクションでチェック ボックスをオンにして標準の動作を解除し、編集権限を持つユーザーがページをキャッシュに保存できるようにします。

    この動作は、編集後に発行するページに、チェックアウトされたり下書き保存されたりする可能性のあるコンテンツ (コンテンツ クエリ Web パーツなど) が含まれていないことが明らかなシナリオで有効にしてください。

  18. [OK] をクリックします。

関連情報

出力キャッシュとキャッシュ プロファイル