アプリケーション定義をエクスポートする
ビジネス データ カタログ (BDC) を使用する 1 つの利点は、開発者とデザイナがアプリケーション定義ファイルを作成した後、組織内の複数の場所でそのアプリケーション定義を再利用して、同じ情報を再構成する必要がなくなることです。1 つのアプリケーション定義を使用することにより、同じ共有サービス プロバイダ (SSP) を使用するすべての Web アプリケーションおよびサイト間で、インポートされるエンティティとメソッドのデータが統合されます。組織で複数の SSP を使用している場合や、1 つのアプリケーションのアプリケーション定義を再利用して別のアプリケーションの作成に役立てる場合、ビジネス データ カタログまたは特定のアプリケーションの管理者がアプリケーション定義ファイルをエクスポートすると、同様のアプリケーション定義を作成するデザイナおよび開発者や、別の SSP のビジネス データ カタログのアプリケーション管理者がそのファイルを使用できるようになります。
この手順を実行する前に、次の点を確認してください。
トピック「アプリケーション定義を管理する」を読んでいること。
使用しているシステムで、Standard Edition または Enterprise Edition の Microsoft Office SharePoint Server 2007 を実行していること。
重要
管理者には、共有サービスの管理サイトに対する表示のみ以上のアクセス権、およびビジネス データ カタログの編集権限が必要です。
注意
アプリケーション定義は、各アプリケーションまたはサービスのビジネス データ カタログにインポートされる XML ファイルです。シングル サインオンのための企業アプリケーション定義と同じものではありません。
アプリケーション定義をエクスポートする
ビジネス データ カタログにアプリケーション定義をインポートするには、以下の手順を実行します。
アプリケーション定義をエクスポートする
共有サービス管理サイトのホーム ページの [ビジネス データ カタログ] セクションで、[アプリケーションの表示] をクリックします。
[ビジネス データ カタログ アプリケーション] ページの [アプリケーション] ボックスの一覧で、アプリケーションの名前をクリックします。
[アプリケーションの表示] の [アプリケーション] ページの [アプリケーションの情報] セクションで、[アプリケーション定義のエクスポート] をクリックします。
[ファイルの種類] セクションで、エクスポートするアプリケーション定義の種類を選択します。
[エクスポートするリソース] セクションで、次のようにエクスポートするリソースを選択します。
ビジネス データ フィールドの名前を複数の言語でインポートするには、[ローカライズされた名前] を選択します。
アプリケーション定義からプロパティをインポートするには、[プロパティ] を選択します。
アプリケーション定義から権限をインポートするには、[権限] を選択します。
[エクスポート] をクリックします。
[ファイルのダウンロード] ダイアログで、[保存] をクリックし、アプリケーション定義を保存する場所を選択します。
[保存] をクリックします。