一括アップグレードの前に環境全体をバックアップする (SharePoint Foundation 2010)
適用先: SharePoint Foundation 2010
アップグレード処理中に問題が発生した場合に既存の環境を回復できるようにするため、アップグレード処理の実行前に Windows SharePoint Services 3.0 環境をバックアップする必要があります。
Windows SharePoint Services 3.0 を Hyper-V 仮想環境で実行している場合は、「Hyper-V 仮想環境で SharePoint 製品とテクノロジを使用する」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=125834&clcid=0x411) を参照してください。
環境をバックアップする
Windows SharePoint Services 3.0 環境の完全バックアップを行えます。アップグレードの前にファームの完全バックアップを実行することをお勧めします。
Windows SharePoint Services 3.0 環境をバックアップするには、「組み込みツールを使用してファームをバックアップする (Windows SharePoint Services 3.0)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=105988&clcid=0x411) で説明されている手順を使用します。
カスタマイズを展開している場合は、カスタマイズもバックアップする必要があります。詳細については、「カスタマイズをバックアップおよび復元する (Windows SharePoint Services)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=186627&clcid=0x411) を参照してください。
バックアップをテストする
アップグレード処理中にハードウェア障害またはデータの破損があった場合に回復できるようにするため、バックアップが有効であることを確認する必要があります。バックアップをテストするには、実稼働用ではない Windows SharePoint Services 3.0 ファームをセットアップし、バックアップを回復し、カスタマイズ内容 (サイト定義、Web パーツなど) をインストールして、復元されたバックアップが機能することを確認します。
これを行うには、「組み込みツールを使用した Windows SharePoint Services 3.0 の復元」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=105989&clcid=0x411) で説明されている手順を使用します。