Web アプリケーション内のサイト コレクションを表示する (SharePoint Foundation 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010

サーバーの全体管理 Web サイトでサイト コレクションのリストを表示すると、各サイト コレクションの URL、タイトル、説明、サイト コレクション管理者、連絡先電子メール アドレス、およびコンテンツ データベース名が示されます。Windows PowerShell 2.0 のコマンドでサイト コレクションを表示すると、代理のサイト コレクション管理者の名前、コンテンツ データベースの記憶域の制限値など、その他の情報も調べることができます。

この記事の内容

サーバーの全体管理を使用してサイト コレクションを表示するには

  1. この手順を実行するユーザー アカウントが Farm Administrators SharePoint グループのメンバーであることを確認します。

  2. サーバーの全体管理のホーム ページで、[アプリケーション構成の管理] をクリックします。

  3. [アプリケーション構成の管理] ページの [サイト コレクション] セクションで、[すべてのサイト コレクションの表示] をクリックします。このページには、[Web アプリケーション] ドロップダウン メニューで表示した Web アプリケーションに関連付けられているサイト コレクションがリストされます。

  4. 表示すべきサイト コレクションに対応する Web アプリケーションがリストされていなければ、[Web アプリケーション] メニューの下矢印をクリックし、[Web アプリケーションの変更] をクリックします。[Web アプリケーションの選択] ダイアログ ボックスで、目的の Web アプリケーションの名前をクリックします。

    Web アプリケーションと関連付けられているすべてのサイト コレクションの一覧が表示されます。サイト コレクションはアルファベット順に並べられ、1 ページに 10 個ずつ表示されます。

  5. リストされたサイト コレクションの詳細を表示するには、このページの [URL] 列にあるサイト コレクションの URL (たとえば、/mysites や /sites/team) をクリックします。

  6. サイト コレクションの閲覧を終えたら、[OK] をクリックします。

Windows PowerShell を使用してサイト コレクションを表示するには

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。

  2. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。

  3. [Microsoft SharePoint 2010 Products] をクリックします。

  4. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  5. Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。

    Get-SPWebApplication コマンドを実行して、Web アプリケーションに関連付けられているすべてのサイト コレクションを取得します。

    Get-SPWebApplication <http://WebApplicationURL> | Get-SPSiteAdministration -Limit ALL | Select URL
    

    ここで、<http://WebApplicationURL> は Web アプリケーションの URL です。

    Get-SPSite コマンドを実行して、目的のサイト コレクションの ID を $site 変数に格納します。このサイト コレクションのコンテンツ データベース GUID を取得して $dbguid 変数に格納します。

    $site = Get-SPSite <http://SiteName>
    $dbguid = $site.contentdatabase.id
    

    ここで、<http://SiteName> は、サイト コレクションの名前です。

    $dbguid 変数と共に Get-SPSite コマンドを実行して、このコンテンツ データベースに含まれているサイトのプロパティを表示します。次の例では、URL、所有者、代理所有者、およびクォータ プロパティが表形式で表示されます。その他のプロパティもコマンドに追加すれば表示できます。

    Get-SPSite -ContentDatabase $dbguid | Format-Table -Property Url, Owner, SecondaryOwner, Quota 
    

詳細については、「Get-SPWebApplication」および「Get-SPSite」を参照してください。

注意

コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。

See Also

Reference

Get-SPSiteAdministration