SharePoint Health Analyzer の警告を表示および解決する (SharePoint Foundation 2010)
適用先: SharePoint Foundation 2010
SharePoint Foundation 2010 で追加された SharePoint Health Analyzer という新しいツールを使用すると、構成、パフォーマンス、および利用状況の問題を診断および解決できます。SharePoint Health Analyzer は、定義済みの正常性ルールをファーム内のサーバーに対して実行します。正常性ルールによってテストが実行され、テスト結果が警告として通知されます。サーバーの全体管理を使用して警告を表示し、問題を解決できます。
SharePoint Health Analyzer の警告を表示および解決する
サーバーの全体管理を使用して、正常性に関する警告を表示および解決できます。
サーバーの全体管理を使用して SharePoint Health Analyzer の警告を表示および解決するには
この手順を行うユーザー アカウントがファーム管理者グループのメンバーであることを確認します。
サーバーの全体管理の [ホーム] ページで [監視] をクリックします。
[監視] ページの [Health Analyzer] セクションで、[問題とソリューションの確認] をクリックします。
[問題とソリューションの確認] ページで、表示や解決の対象とする警告をクリックします。
問題を解決する場合は、[問題とソリューションの確認] ダイアログ ボックスの [修復方法] セクションに表示される指示に従います。このダイアログ ボックスを開いたままにしておくと、ルールを再実行して解決結果を確認できます。
[修復方法] セクションに表示される指示に従った後で、その警告の [問題とソリューションの確認] ダイアログ ボックスの [今すぐ再解析] をクリックすると解決結果を確認できます。問題が解決された場合、警告の状態が [4-成功] に変わります。
正常性の警告のフィールド
警告に含まれるフィールドについて、次の表に説明します。
| フィールド | 意味 |
|---|---|
タイトル |
警告の名前。既定では、この警告を生成した正常性ルールの名前と同じです。 |
重要度 |
表示される値は、"1-エラー"、"2-警告"、"3-情報"、"4-成功"、"0-ルール実行エラー" のいずれかです。 |
カテゴリ |
設定済みの値は、"構成"、"セキュリティ"、"パフォーマンス"、および "可用性" です。値を [値を指定してください] ボックスに入力することもできます。 |
説明 |
警告が生成された原因に関する詳細な説明。例外やトレースの情報が含まれることがあります。 |
修復方法 |
警告の原因となった問題を解決する方法に関する詳細な説明。具体的な手順や詳細情報へのリンクが含まれることがあります。 |
失敗したサーバー |
エラーが発生したサーバー。 |
失敗したサービス |
エラーが発生したサービス。 |
ルールの設定 |
警告を生成した正常性ルールへのリンク。ルールに含まれる情報が問題の解析に役立つことがあります。ルールを実行するスケジュールを変更したり、ルールを無効にすることもできます。 |
バージョン [読み取り専用] |
警告が変更されるたびに 1 つずつ増える数値。 |
作成日時 [読み取り専用] |
警告が生成された日付と時刻、および警告が生成されたときに使用していたドメインまたはローカルのセキュリティ アカウント。 |
最終更新日時 [読み取り専用] |
警告が変更された最新の日付と時刻、および警告が変更されたときに使用していたドメインまたはローカルのセキュリティ アカウント。問題の解決を進めているときに警告の変化を追うのに役立つ情報です。 |