タイマー ジョブの状態を表示する (SharePoint Foundation 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010

タイマー ジョブは、Microsoft SharePoint Foundation 2010 用に特定の Windows サービスを実行します。タイマー ジョブには、実行するサービスの定義が含まれ、開始するサービスの頻度が指定されます。Windows SharePoint Services Timer v4 Service (SPTimerV4) によってタイマー ジョブが実行されます。SharePoint Foundation 2010 の多くの機能は、タイマー ジョブを利用して、スケジュールに従ってサービスを実行します。サーバーの全体管理 Web サイトまたは Windows PowerShell を使用すると、実行されたタイマー ジョブの状態を表示できます。

この記事の内容

  • サーバーの全体管理を使用してタイマー ジョブの状態を表示するには

  • Windows PowerShell を使用してタイマー ジョブの状態を表示するには

サーバーの全体管理を使用してタイマー ジョブの状態を表示する

サーバーの全体管理を使用してタイマー ジョブの状態を表示できます。

サーバーの全体管理を使用してタイマー ジョブの状態を表示するには

  1. この手順を実行しようとしているユーザー アカウントが、Farm Administrators SharePoint グループのメンバーであることを確認します。

  2. [サーバーの全体管理] ホーム ページで、[監視] をクリックします。

  3. [監視] ページの [タイマー ジョブ] セクションで、[ジョブ状態の確認] をクリックします。

  4. タイマー ジョブの状態は、[スケジュール済]、[実行中]、および [履歴] の 3 つのグループに分かれます。タイマー ジョブの状態データ行のページを移動するには、これらのグループの下部にあるページ移動矢印をクリックします。

  5. 特定グループのタイマー ジョブの状態を表示するには、グループのタイトルをクリックします。または、サイド リンク バーで、[スケジュール済みのジョブ]、[実行中のジョブ]、または [ジョブ履歴] をクリックします。

Windows PowerShell を使用してタイマー ジョブの状態を表示する

Windows PowerShell を使用してタイマー ジョブの状態を表示できます。

Windows PowerShell を使用してタイマー ジョブの状態を表示するには

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。

  2. [スタート] ボタンをクリックして、[管理ツール] をクリックします。

  3. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  4. Windows PowerShell のコマンド プロンプト (PS C:\>) に次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。

    Get-SPTimerJob [-Identity <Timer job name...>] | Format-Table -Property DisplayName,Id,LastRunTime,Status

    Identity パラメーターの値を使用して、タイマー ジョブを指定できます。Identity パラメーターを使用しないと、すべてのタイマー ジョブが返されます。

    特定のタイマー ジョブの履歴を表示するには、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    (Get-SPTimerJob [-Identity <Timer job name...>]).HistoryEntries | Format-Table -Property Status,StartTime,EndTime,ErrorMessage

詳細については、「Get-SPTimerJob」を参照してください。

注意

コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。

See Also

Concepts

監視の概要 (SharePoint Foundation 2010)