仮想環境の正常性とパフォーマンスを監視する (SharePoint Foundation 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010

この記事では、仮想環境に必要な監視について説明します。仮想化サーバーだけでなくファーム内の仮想マシンも監視して、正常性とパフォーマンスのレベルが所定の運用基準およびサービス レベル契約を満たしていることを確認する必要があります。

SharePoint の正常性とパフォーマンスを監視する

Microsoft SharePoint Foundation 2010 の正常性とパフォーマンスの監視については、次の記事を参照してください。

Hyper-V の正常性とパフォーマンスを監視する

Windows Server 2008 Hyper-V テクノロジの正常性とサーバー パフォーマンスの監視には、Microsoft 製品または Windows PowerShell スクリプトを使用できます。仮想環境の監視に使用できる製品は次のとおりです。

Microsoft System Center Operations Manager 2007 R2 によるエンドツーエンドの監視およびレポート システムを使用すると、Microsoft SharePoint Foundation 2010、およびサポート対象のバージョンの Windows Server 2008 と SQL Server を監視できます。詳細については、System Center Operations Manager」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=187743&clcid=0x411) を参照してください。

System Center Operations Manager を使用している場合は、環境に応じて以下の管理パックを取得し、インストールすることをお勧めします。

Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008 R (SCVMM) は、Hyper-V 仮想環境のすべての側面を管理するための堅牢なツールです。仮想化の準備に加えて、Performance and Resource Optimization (PRO) を使用すると、PRO 対応の管理パックを通じて仮想リソースの動的な管理を行うことができます。SCVMM では System Center Operations Manager 2007 の監視機能を使用できるので、管理者はハードウェア、オペレーティング システム、またはアプリケーションでパフォーマンスの低下や保留中のハードウェア障害が認識された場合に VMM で実行する是正措置を設定できます。また、仮想マシンの現在の正常性と状態を取得することや、仮想化サーバー上の CPU、メモリ、および記憶域の使用量をリアルタイムで把握することもできます。

注意

System Center Virtual Machine Manager は、Windows PowerShell スクリプトを完全にサポートしています。

正常性とパフォーマンスに関する参照情報

Hyper-V の正常性とパフォーマンスの監視については、数多くの記事やブログの投稿で詳細に解説されています。次の参照先の情報を参考にすることをお勧めします。