Hyper-V 仮想化の要件 (SharePoint Foundation 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010

この記事では、ハードウェアベースの仮想化機能を使用するためのハードウェアとソフトウェアの要件について説明します。Windows Server 2008 Hyper-V テクノロジについての説明が中心ですが、ハードウェアベースの仮想化機能を有効にするための基本的なハードウェア要件は、Microsoft 認定のサードパーティの仮想化テクノロジーにも適用されます。

ハードウェア

ハードウェアベースの仮想化機能の要件は次のとおりです。

  • ハードウェア依存の仮想化機能。これは、仮想化機能オプションを搭載したプロセッサ、特に、Intel Virtualization Technology (Intel VT) または AMD Virtualization (AMD-V) テクノロジーを搭載したプロセッサで使用できます。

  • ハードウェア強制のデータ実行防止 (DEP) が使用でき、有効になっている。

既存のサーバーのプロセッサが Hyper-V をサポートしている場合は、次のいずれかのツールを使用できます。

ソフトウェア

Hyper-V には、次のいずれかの Microsoft 製品が必要です。

  • Windows Server 2008 (Windows Server 2008 のすべてのエディション。ただし、Itanium ベースシステム用の Windows Server 2008、Windows Web Server 2008、およびWindows Server 2008 Foundation を除く)

  • Microsoft Hyper-V Server 2008

  • Windows Server 2008 R2 (Windows Server 2008 R2 のすべてのエディション。ただし、Itanium ベースシステム用の Windows Server 2008 R2、Windows Web Server 2008 R2、および Windows Server 2008 R2 Foundation)

  • Hyper-V Server R2

仮想サーバーには Windows Server 2008 R2 をお勧めします。Hyper-V 向けに多くの点で強化されています。そのいくつかを示します。

  • 実行中の仮想マシンを別のクラスター ノードに移動するライブ マイグレーション

  • パフォーマンスとスケーラビリティの大幅な向上

  • エンハンス プロセッサのサポート

  • 拡張仮想マシン ストレージ

  • 拡張ネットワーキングのサポート

詳細については、「Hyper-V の新機能」 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=155234&clcid=0x411) を参照してください。

See Also

Concepts

仮想化のサポートおよびライセンス (SharePoint Foundation 2010)