ユーザー選択ウィンドウとクレーム プロバイダーの計画 (SharePoint Foundation 2010)

適用先: SharePoint Foundation 2010

ユーザー選択ウィンドウは Web コントロールの 1 つで、ユーザー、グループ、およびクレームを検索および選択して、Microsoft SharePoint Foundation 2010 のリスト、ライブラリ、またはサイトなどのアイテムへの権限を付与するのに使用します。Web アプリケーションでクレーム認証モードを使用している場合、ユーザー選択ウィンドウ コントロールではクレーム プロバイダーを使用して、ユーザー、グループ、およびクレームの "フレンドリ" 表示をリスト、解決、検索、および決定します。SharePoint Foundation 2010 のクレーム プロバイダーは、クレームを発行します。SharePoint Foundation 2010 は、この発行されたクレームをユーザーのセキュリティ トークンにパッケージします。ユーザー選択ウィンドウは、サイト、リスト、ライブラリの所有者が SharePoint Foundation 2010 のサイトやコンテンツへの権限を付与するのに使用しますが、ユーザー選択ウィンドウの動作自体は、Web アプリケーション全体で認証がどのように構成されているかによって大きく異なります。SharePoint Foundation 2010 ソリューションの認証方法を計画するときは、ユーザー選択ウィンドウとクレーム プロバイダーをどのように計画するかが重要となります。

次の記事は、SharePoint Foundation 2010 のユーザー選択ウィンドウとカスタム クレーム プロバイダーの使用方法について理解し、その計画を立てる際に役立ちます。

• ユーザー選択ウィンドウの概要 (SharePoint Foundation 2010)

  この記事では、ユーザー選択ウィンドウ コントロールとその機能、認証との関係、およびクレーム プロバイダーについて説明し、ユーザー選択ウィンドウの計画する際の検討事項について説明します。

• ユーザー選択ウィンドウ用のカスタム クレーム プロバイダー (SharePoint Foundation 2010)

  この記事では、クレーム プロバイダーの使用と利点、そのアーキテクチャ、カスタム クレーム プロバイダーに関する特別な検討事項、およびクレーム プロバイダーを計画する際の検討事項について説明します。

See Also

Concepts

認証の計画 (SharePoint Foundation 2010)
ユーザー選択ウィンドウを構成する (SharePoint Foundation 2010)