Excel Services アプリケーションのユーザー定義関数の例外 - イベント 6467
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2009-11-09
アラート名: Excel Services アプリケーションのユーザー定義関数の例外
イベント ID: 6467
概要: ユーザー定義関数が例外をスローしました。ユーザー定義関数は、Excel Services アプリケーション のバックエンド サーバーに展開されるカスタム コード アセンブリで、Excel Services アプリケーション フロントエンド アプリケーションから呼び出されます。このユーザー定義関数を必要とするブックでは、計算が適切に行われない可能性があります。このユーザー定義関数を修正して、サーバーに展開し直す必要がある場合もあります。
現象: 以下の現象のうちの 1 つまたは複数が発生する場合があります。
このユーザー定義関数を使用するブックでは、計算が適切に行われず、スプレッドシートにエラーが表示されることがあります。
このイベントが、次のようにイベント ログに表示されます。イベント ID: 6467 説明: ユーザー定義関数に例外が発生しました。アセンブリ = <アセンブリの名前とパス>、クラス = <例外をスローしたクラス>、関数名 = <関数名>、例外テキスト = '<例外メッセージ>'
原因: ユーザー定義関数コードで、回復不能なエラー状態が検出されました。
解決策: ユーザー定義関数コードを修正します。
このエラーは、ユーザー定義関数が例外をスローすると発生します。ユーザー定義関数は、Excel Services アプリケーション 製品のコードではありません。展開されているアセンブリの場所を見つけるには、次の手順を実行します。
ユーザー定義関数を修正するには
ユーザー定義関数の開発者に、関数のより正確なエラー処理の展開方法について相談します。
更新されたユーザー定義関数を展開します。新しいユーザー定義関数アセンブリを、サーバーのグローバル アセンブリ キャッシュ (GAC) またはファイル共有に保存するように、ユーザー定義関数の開発者に依頼します。アセンブリをどちらに保存するかは、最初にアセンブリがどのように展開されたかによります。
アセンブリの場所を見つけるには
SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトで、[アプリケーション構成の管理] セクションの [サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
[名前] 列で、Excel Services アプリケーション アプリケーションの名前をクリックします。[種類] 列で、Excel Services アプリケーション アプリケーションの種類は、[Excel Services アプリケーション Web サービス アプリケーション] です。
[Excel Services アプリケーションの管理] ページで [ユーザー定義関数アセンブリ] をクリックします。
[アセンブリ] 列で、再展開するユーザー定義関数をクリックします。
[アセンブリの詳細] セクションの [アセンブリ] ボックスに、アセンブリへのパスが表示されます。また、ユーザー定義関数が <ルート>\windows\assembly の下のグローバル アセンブリ キャッシュ (GAC) にインストールされている場合は、このボックスに厳密な名前のみが表示されます。[アセンブリの場所] オプションは、アセンブリがグローバル アセンブリ キャッシュに保存されているか、ファイル パスであるかを示すものです。