ビジネス インテリジェンス インデックス コネクタ アーキテクチャの概要

 

適用先: SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2011-03-28

ここでは、Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint (バックエンド) および SharePoint Server (フロントエンド) に追加された Microsoft Business Intelligence Indexing Connector の複数サーバー展開のトポロジについて説明します。1 台のサーバーが管理サーバーとして定義され、管理サービスがインストールされて実行されます。1 台以上の非管理サーバーを追加することで、展開をスケール アウトして複数サーバーの展開を作成できます。非管理サーバーは管理サービスをセットアップされませんが、複数サーバー展開内の実行中の管理サーバーに接続します。非管理サーバーは、検索、インデックス作成、ドキュメント処理などのサービスを実行します。詳細については、「検索ソリューションを計画する (FAST Search Server 2010 for SharePoint)」を参照してください。

Business Intelligence Indexing Connector

FAST Search Server 2010 for SharePoint (バックエンド) のセットアップ

FAST Search Server 2010 for SharePoint 管理およびドキュメント プロセッサ サーバーには、Business Intelligence Indexing Connector をインストールする必要があります。Business Intelligence Indexing Connector 構成ウィザードでは、外部データ ソースに対するクロール機能を有効にできます。既定では、この機能は無効になります。Business Intelligence Indexing Connector は、FAST Search Server 2010 for SharePoint クロール サーバー上の Office に対する既存の IFilter インターフェイスを拡張します。以下の種類のファイルは、Business Intelligence Indexing Connector によってクロールおよび処理されます。

  • Microsoft Office Excel 2007 および Microsoft Excel 2010 のブック (.xlsx)

  • Microsoft マクロ対応のブック (.xlsm)

  • SQL Server Reporting Services および Report Builder 3.0 のレポート (.rdl)

インストールの詳細については、「BI Indexing Connector をインストールおよび構成する (バック エンド)」を参照してください。

SharePoint Server 2010 (フロントエンド) のセットアップ

Business Intelligence Indexing Connector クライアント セットアップは、SharePoint Server ファームで有効にできる機能です。指定した FAST Search サイトをカスタマイズします。セットアップは、SharePoint ソリューション パッケージをインストールすると行われます。詳細については、「BI Indexing Connector 用の SharePoint ソリューション パッケージをインストールまたはアンインストールする (フロントエンド)」を参照してください。

論理アーキテクチャ

次に示すのは、Business Intelligence Indexing Connector の詳細なアーキテクチャです。

BI Indexing Connector のアーキテクチャ