バージョン管理を共同編集用に構成する (SharePoint Server 2010)
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2010-06-30
この記事では、Microsoft SharePoint Server 2010 の共同編集機能のドキュメント ライブラリのバージョン設定を構成する方法を説明します。
この記事の内容
バージョン管理を共同編集用に構成する
[チェックアウトを必須にする] を構成する
バージョン管理を共同編集用に構成する
既定で、SharePoint Server 2010 のドキュメント ライブラリはバージョン管理が無効になってます。ユーザーが PowerPoint 2013 と Word 2010 を使用してドキュメントを共同編集するドキュメント ライブラリでは、この機能を有効にすることをお勧めします。ドキュメント ライブラリで OneNote ノートブックを使用する場合は、マイナー バージョンを有効にしないでください。マイナー バージョンを有効にすると、同期エラーが発生して、編集内容を保存できないことがあります。
同じドキュメントで複数のユーザーが作業しているときは、編集内容がドキュメント バージョンとしてサーバー上に保持されます。管理者は、保持するバージョンの数を制限して、サーバーのストレージが無制限に使われないようにすることができます。OneNote ノートブックを含むドキュメント ライブラリーでメジャー バージョンを有効にする場合は、ディスク領域がより効率的に使用されるように、バージョンの最大数を指定することをお勧めします。
バージョン管理を有効にするには、次の手順に従います。
構成するドキュメント ライブラリに移動します。
ツールバーの [ライブラリ ツール] で [ライブラリ] をクリックします。
ツールバーで、[ライブラリの設定] をクリックします。
[全般設定] で、[バージョン設定] をクリックします。
[ドキュメントのバージョン履歴] で、[メジャー バージョンを作成する] を選択します。
バージョンの保持制限を設定するには、[次の数のメジャー バージョンを保存する] を選択し、テキスト ボックスにバージョンの数を入力します。
[チェックアウトを必須にする] を構成する
ドキュメント ライブラリからチェックアウトされるとドキュメントはロックされ、共同編集ができなくなります。そのため、共同編集用のライブラリでは、[チェックアウトを必須にする] は有効にしないでください。既定で、SharePoint Server ドキュメント ライブラリは、この設定が無効になっています。
[チェックアウトを必須にする] を無効にするには
構成するドキュメント ライブラリに移動します。
ツールバーの [ライブラリ ツール] で [ライブラリ] をクリックします。
ツールバーで、[ライブラリの設定] をクリックします。
[全般設定] で、 [バージョン設定] をクリックします。
[チェックアウトを必須にする] で、[いいえ] (既定値) を選択します。