Web Analytics: Report Consolidator コンポーネントの状態の監視
適用先: SharePoint Foundation 2010
トピックの最終更新日: 2010-06-29
ルール名: Web Analytics: Report Consolidator コンポーネントの状態の監視
概要: 通常、Report Consolidator コンポーネントの実行時間が 2 時間を超えることはありません。このルールは、実行時間が 5 時間を超えた場合にトリガーされます。
原因: Report Consolidator コンポーネントの実行時間が 5 時間を超えたことです。
解決策: Windows PowerShell を使用してデータ トリミングを有効にします。
データ トリミングを有効にするには、Set-WebAnalyticsServiceApplication コマンドレットを使用します。データ トリミングが有効になっていると、レポート データベースのテーブル内のデータの行数が 1 日 1 コンポーネントあたり (サイト、サイト コレクション、Web アプリケーションなど) 20,000 行にトリミングされます。これにより、レポート コンポーネントの実行にかかる時間が短縮されます。
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
Set-SPWebAnalyticsServiceApplication [-Identity <GUID>]-EnableDataTrimming
ここで、
- <GUID> は Web Analytics Service アプリケーションの GUID 識別子です。Web Analytics Service アプリケーションが 1 つしかない場合、GUID を指定する必要はありません。
詳細については、「Set-SPWebAnalyticsServiceApplication」を参照してください。
注意
コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。