組織でリモート ユーザー アクセスを有効または無効にする
トピックの最終更新日: 2011-01-27
リモート ユーザーは、組織内の永続的な Active Directory ID を持つ、組織内のユーザーです。 リモート ユーザーは、組織のネットワークに内部接続されていないときに仮想プライベート ネットワーク (VPN) を使用して、ファイアウォールの外から Lync Server ネットワークにサインインすることがよくあります。 リモート ユーザーには自宅や外出先で作業する従業員のほか、エンタープライズ資格情報を付与された信頼できるベンダーなどのリモート作業者が含まれます。 リモート ユーザーのリモート ユーザー アクセスを有効にすると、サポート対象のリモート ユーザーは Lync Server 2010 を使用して内部ユーザーと共同作業する際、VPN を使用して接続する必要がありません。
リモート ユーザー アクセスをサポートするには、リモート ユーザー アクセスを有効にする必要があります。 有効にする場合は、組織全体に対して有効にします。 リモート ユーザー アクセスを後で一時的または永続的に使用できないようにする場合は、組織全体でこの機能を無効にできます。 組織のリモート ユーザー アクセスを有効または無効にするには、このセクションの手順を使用します。
注: |
---|
リモート ユーザー アクセスを有効にすると、アクセス エッジ サービスを実行するサーバーによるリモート ユーザーとの通信のサポートが指定するだけです。ただし、リモート ユーザー アクセスの使用法を管理するポリシーを 1 つ以上構成するまで、リモート ユーザーは組織内のインスタント メッセージング (IM) や会議に参加できません。 リモート ユーザー アクセスを使用するためのポリシーの構成の詳細については、「展開」または「操作」のドキュメントの「リモート ユーザー アクセスの管理」を参照してください。 |
組織のリモート ユーザー アクセスを有効または無効にするには
RTCUniversalServerAdmins グループ (または同等のユーザー権限を持つグループ) のメンバーであるユーザー アカウントまたは CsAdministrator の役割に割り当てられているユーザー アカウントから、内部展開の任意のコンピューターにログオンします。
ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。
左側のナビゲーション バーで [外部ユーザー アクセス] をクリックし、[アクセス エッジ構成] をクリックします。
[アクセス エッジ構成] ページで、[グローバル]、[編集]、[詳細の表示] の順にクリックします。
[アクセス エッジ構成の編集] で、次のどちらかの操作を行います。
組織のリモート ユーザー アクセスを有効にするには、[リモート ユーザー アクセスを有効にする] チェック ボックスをオンにします。
組織のリモート ユーザー アクセスを無効にするには、[リモート ユーザー アクセスを有効にする] チェック ボックスをオフにします。
[確定] をクリックします。
Lync Server 2010 を実行するサーバーへのリモート ユーザーのサインインを有効にするには、リモート ユーザー アクセスをサポートする外部アクセス ポリシーを 1 つ以上構成する必要があります。 詳細については、「展開」または「操作」のドキュメントの「リモート ユーザー アクセスの管理」を参照してください。