サーバーの異なるファイル ストアへの再割り当て

サーバーを異なるファイル ストアに割り当てるには

1. 新しいファイル共有を作成するコンピューターに、コンピューターのローカル管理者グループのメンバーか、それと同等のファイル共有を作成するための権限とアクセス許可を持つユーザーとして、ログオンします。

2. 新しいディレクトリを作成し、ディレクトリを共有します。

   重要:
   共有および共有するファイル フォルダーに対する既定のユーザーの権限およびアクセス許可では、トポロジ ビルダーを実行するユーザーに対し、共有に対する読み取り/書き込みアクセス許可およびファイル ディレクトリに対する完全なアクセス許可を付与する必要があります。これは、トポロジ ビルダーで共有とディレクトリをプロビジョニングするために必要です。

   注:
   ローカル管理者として共有およびファイル ディレクトリを作成する場合、管理者およびローカルの Administrators グループには、既定で共有に対する読み取り/書き込みアクセス許可が割り当てられ、ローカルの Administrators グループが所有者になります。また、管理者およびローカルの Administrators グループには、既定でファイル ディレクトリに対する完全なアクセス許可が割り当てられます。

3. トポロジ ビルダーがインストールされているコンピューターに、Domain Admins グループおよび RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとしてログオンします。

4. トポロジ ビルダーを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server トポロジ ビルダー] の順にクリックします。

5. トポロジ ビルダーから、Lync Server 2010 トポロジ ドキュメントのソースを選択するように指示するメッセージが表示されたら、「既存の展開からトポロジをダウンロードする」を選択し、[OK] をクリックします。

6. [トポロジに名前を付けて保存] で、[ファイル名] にトポロジ ドキュメントの名前を入力し、[保存] をクリックします。

7. 削除してファイル ストアを移動する必要があるサーバーを展開します (たとえば、ディレクター プール)。

8. サーバーを右クリックして、[プロパティの編集] をクリックし、[関連付け] で次のいずれかを行います。

   • 新しいファイル ストアを作成するには、[新規作成] をクリックします。[新しいファイル ストアの定義] で、[ファイル サーバー FQDN] および [ファイル共有] を入力して、[OK] をクリックします。

     重要:
     ファイル共有を作成しているわけではありません。トポロジ ビルダーでファイル共有を使用するために定義しています。ファイル共有は公開に先立って作成しておく必要があります。トポロジを公開するときに、公開ワークフローによって随意アクセス制御リストが共有に適用されます。

   • 既存のファイル共有を割り当てるには、[ファイル共有] でストアをクリックします。

9. 新しいファイル共有または既存のファイル共有に割り当てるサーバーを選択し、[OK] をクリックします。

10. トポロジを公開し、レプリケーションの状態を確認します。

    注:
    詳細については、「Lync Server および Lync Server コンポーネントを実行するサーバーを削除するための共通の手順」を参照してください。

11. ファイルを割り当てなおしているサーバー (たとえば、新しいファイル ストアを作成し、フロントエンド サーバーを新しいファイル ストアの場所と関連付けたサーバー) で Lync Server 展開ウィザードを開きます。[Lync Server システムのインストールまたは更新] を選択し、[手順 2: Lync Server コンポーネントのセットアップまたは削除] を選択して、[実行] をクリックします。変更の概要を確認し、[完了] をクリックします。

    重要:
    ファイル ストアの場所の変更の影響を受けるサーバーごとに、Lync Server 展開ウィザードの [手順 2: Lync Server コンポーネントのセットアップまたは削除] の手順を繰り返す必要があります。ファイル ストアの場所の変更の影響を受けるサーバーの役割は次のとおりです。 フロントエンド プール、フロントエンド サーバー Standard Edition サーバー ディレクター、ディレクター プール アーカイブ サーバー また、Lync Server 管理シェルを使用する場合は、影響を受けるサーバーの役割ごとに、次のコマンドレットを実行します。 Enable-CsComputer