Standard Edition サーバー データベースのインストール

 

トピックの最終更新日: 2011-05-11

インフラストラクチャ内でユーザーが所属する唯一のサーバーとして Standard Edition サーバーをセットアップする場合、他のサーバー インストールとは異なり、展開ウィザードで最初のサーバーのセットアップに特有の選択を行います。

Standard Edition サーバーをインストールするには

  1. Standard Edition サーバー をインストールするサーバーにローカル管理者または同等のドメインとしてログオンします。

  2. Active Directory ドメイン サービス (AD DS) をまだ準備していない場合は、最初にこの手順を実行します。 詳細については、「Lync Server 2010 用の Active Directory ドメイン サービスの準備」を参照してください。

  3. Lync Server 展開ウィザードで、[最初の Standard Edition サーバーの準備] をクリックします。

  4. [単一の Standard Edition サーバーの準備] ページで、[次へ] をクリックします。

  5. [コマンドの実行] ページで、Microsoft SQL Server 2008 Express データベース ソフトウェアが中央管理ストアとしてインストールされます。 必要なファイアウォール規則が作成されます。 データベースと必要なソフトウェアのインストールが完了したら、[完了] をクリックします。

    note注:
    最初のインストールには少し時間がかかります。この際、コマンド出力の概要画面が更新されることはありません。 これは、SQL Server Express がインストールされるためです。 データベースのインストールの進行状況を監視する必要がある場合は、タスク マネージャーを使用してセットアップを監視してください。
  6. 管理ツールをインストールしていない場合は、[Lync Server 展開ウィザード] ページで [トポロジ ビルダーのインストール] をクリックします。 詳細については、「Lync Server 管理ツールをインストールする」を参照してください。

  7. [Active Directory の準備]、[最初の Standard Edition サーバーの準備]、および [トポロジ ビルダーのインストール] の横に緑のチェック マークが付いていることを確認します。

    note注:
    Lync Server 2010 では、各 Standard Edition サーバーと、ローカル構成ストアが配置される Lync Server 2010 を実行する各サーバーに、SQL Server 2008 Express が自動的にインストールされます。サーバーの展開後、Standard Edition サーバーの RTC データベースと他のサーバーの役割の RTCLocal データベースを SQL Server 2008 R2 Express にアップグレードできます。このアップグレードを行うには、SQL Server 2008 R2 Express セットアップ ウィザードを実行し、アップグレード オプションを選択します。この処理を各 RTC および RTCLocal データベースに対して繰り返します。