• [アーティクル]

サイト レベルのホスト ボイス メール ポリシーの作成

 

トピックの最終更新日: 2010-11-07

サイト ポリシーは、このポリシーが定義されているサイトに所属するすべてのユーザーに影響します。 Hosted Exchange UM にアクセスできるように構成されているユーザーにユーザー単位のポリシーが割り当てられていない場合には、サイト ポリシーが適用されます。 サイト ポリシーを展開してない場合は、グローバル ポリシーが適用されます。

サイト ポリシーの構成の詳細については、「Lync Server 管理シェル」のドキュメントに記載されている次のコマンドレットを参照してください。

  • New-CsHostedVoicemailPolicy

  • Set-CsHostedVoicemailPolicy

  • Get-CsHostedVoicemailPolicy

サイトのホスト ボイス メール ポリシーを作成するには

  1. Lync Server 管理シェルを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server 管理シェル] の順にクリックします。

  2. New-CsHostedVoicemailPolicy コマンドレットを実行して、ポリシーを作成します。 たとえば、以下を実行します。

    New-CsHostedVoicemailPolicy -Identity site:Redmond -Destination ExUM.fabrikam.com -Description "Hosted voice mail policy for the Redmond site." -Organization "corp1.litwareinc.com, corp2.litwareinc.com"

    この例では、サイト スコープを使用してホスト ボイス メール ポリシーを作成し、次のパラメーターを設定しています。

    • Identity では、ポリシーの一意の識別子を指定します。これにはスコープも含まれます。 サイト スコープを使用するポリシーの場合、Identity パラメーターの値は site:<名前> の形式で指定する必要があります (site:Redmond など)。

    • Destination では、Hosted Exchange UM サービスの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定します。このパラメーターは省略可能ですが、ユーザーに割り当てられているポリシーで送信先の値が設定されていないと、ユーザーのホスト ボイス メールを有効にしようとしても失敗します。

    • Description では、ポリシーに関する説明情報を指定します (オプション)。

    • Organization では、Lync Server ユーザーが所属する Exchange テナントのコンマ区切り一覧を指定します。 各テナントは、Hosted Exchange UM サービス上のテナントの FQDN として指定する必要があります。