ログ ファイルの種類と場所

 

トピックの最終更新日: 2012-06-21

デバイス更新ログには、デバイスおよびデバイスの更新プログラムの管理とトラブルシューティングに使用できる重要な情報が含まれます。

note注:
これらのログを表示するには、Admins グループのメンバーとして、または同等のユーザー権限を持つアカウントで、ログオンする必要があります。

Lync Server Enterprise Edition の場合、ログ ファイルは、クライアントおよびデバイスの更新プログラム ファイルを保存するために使用されている共有フォルダーの下の Logs フォルダーに格納されます。Enterprise Edition のログ ファイルのファイル パスは次のとおりです。

<共有更新プログラム フォルダーのパス>\Logs

Standard Edition サーバーのログ ファイルは、Lync Server のインストール フォルダー内の Web Components フォルダーに格納されます。Standard Edition のログ ファイルのファイル パスは次のとおりです。

%ProgramFiles%\Microsoft Lync Server <バージョン>\Web Components\DeviceUpdateFiles\Logs

どちらのエディションでも、Logs フォルダーには次のサブフォルダーが含まれます。

  • Client: デバイス ログ用の次の 3 つのサブフォルダーが含まれます。

    • CE Log: CE ログ デバイスのログ ファイル (.clg) が格納されます。このファイルには、機能テストの結果と、重要なシステム イベントの記録が含まれます。Ce ログ ファイルは自動的にはアップロードされません。「デバイス ログ ファイルのアップロード」の説明に従って、手動でアップロードする必要があります。各 CE ログ ファイルには、<デバイスの種類>_<デバイスの ID>-<YYYYMMDD の日付>-CELOG<HHMMSS の時刻>_n.clg という形式の名前が付けられます。n は 0 または 1 です。たとえば、20090501170926-CELOG0.clg のようになります。–v (詳細) 出力オプションを指定して Readlog.exe ツールを実行することで、CE ログ ファイルをテキスト ファイルに抽出できます。Readlog.exe tool は Windows CE Platform Builder に含まれます。デバイス ログの読み取りおよび分析の詳細については、デバイスのドキュメントを参照してください。

    • Watson: Watson ログ ファイル (.kdmp) が格納されます。このファイルは、デバイスの応答が停止した場合にデバイスによって生成されます。デバイスのシリアル番号、日付、ソフトウェアのリビジョン番号が、<デバイスのシリアル番号>-YYYY-MM-DDHHMMSS-WATSON-1.0.<デバイスのソフトウェアのリビジョン番号>.0.kdmp という命名規則に従ってエンコードされています。たとえば、78491-322-0002937-00652-2007-06-08151023-WATSON-1.0.3626.0.kdmp のようになります。デバイスが診断ログ用に構成されていると、Watson ログは Logs\Watson\ フォルダーに自動的にアップロードされます。

  • Server: すべてのサーバー ログは \Server\Audit\imageUpdates フォルダーに格納されます。サーバー ログ ファイルには、更新プログラムの通信と、デバイス更新 Web サービスによるアクションが記録されます。フロントエンド サーバーごとに毎日新しいログ ファイルが作成され、デバイスからのすべてのイメージ更新要求がログに追加されます。ファイルには、RequestHandlerAuditLog_<サーバー名>_<日付>.log という形式の名前が付けられます。サーバー ログ ファイルは、テキスト エディターまたは Microsoft Excel で表示できます。