非公式な音声ルーティング テストの実行

 

トピックの最終更新日: 2012-01-24

[音声ルーティング テスト ケース情報の作成] ダイアログ ボックスを使用して、実際のテスト ケースを作成する前に非公式のテストを実行できます。 テスト結果に問題がなければ、それを公式のテスト ケースとして保存するオプションも用意されています。

非公式の音声ルーティング テストを実行するには

  1. RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとして、あるいは CsVoiceAdministrator、CsServerAdministrator、または CsAdministrator の役割のメンバーとしてコンピューターにログオンします。詳細については、「セットアップのアクセス許可の委任」を参照してください。

  2. ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。

  3. 左側のナビゲーション バーで [音声ルーティング] をクリックし、[音声ルーティングのテスト] をクリックします。

  4. [音声ルーティングのテスト] ページで、[音声ルーティング テスト ケース情報の作成] をクリックします。

  5. [ダイヤル番号] フィールドに、このテストで使用する電話番号を入力します。 この番号は正規化され、[結果] ページの [正規化番号] フィールドに表示されます。

  6. [ダイヤル プラン] リストから、ダイヤル番号のテストで使用するダイヤル プランを選択します。 既定値はグローバル ダイヤル プランです。

    テストを実行すると、このダイヤル プランでダイヤル番号と一致する最初の正規化ルールが [結果] ウィンドウの [正規化ルール] フィールドに表示されます。

  7. [音声ポリシー] リストから、ダイヤル番号のテストで使用する音声ポリシーを選択します。 既定値はグローバル音声ポリシーです。

    テストを実行すると、この音声ポリシーで最初に一致する PSTN 使用法レコードが [結果] ウィンドウの [最初の PSTN 使用法] フィールドに表示されます。 また、この PSTN 使用法レコードに関連付けられており、最初に一致するボイス ルートが、[最初のルート] フィールドに表示されます。

  8. (オプション) 特定のユーザーに割り当てられた音声ポリシーに対してダイヤル番号をテストする場合は、[ユーザーから値を入力] チェック ボックスをオンにします。

    1. [参照] をクリックして [エンタープライズ VoIP ユーザーの選択] ダイアログ ボックスを表示します。

    2. [検索] をクリックして、エンタープライズ VoIP が有効なユーザーの一覧を表示します。

    3. このテストで使用する音声ポリシーが割り当てられているユーザーの名前をダブルクリックします。 これにより、選択したユーザーに割り当てられている音声ポリシーが [ポリシー] フィールドに入力されます。

    テストを実行すると、この音声ポリシーで最初に一致する PSTN 使用法レコードが [結果] ウィンドウの [最初の PSTN 使用法] フィールドに表示されます。 また、この PSTN 使用法レコードに関連付けられており、最初に一致するボイス ルートが、[最初のルート] フィールドに表示されます。

  9. [実行] をクリックしてテスト ケースを実行します。 結果はダイアログ ボックスの右パネルに表示されます。

  10. (オプション) このテスト構成を公式のテスト ケースとして保存する場合は、[名前を付けて保存] をクリックします。

    1. [音声ルーティング テスト ケース情報の保存] ダイアログ ボックスの [名前] フィールドに、テスト ケースの一意の名前を入力します。

      名前は、エンタープライズ VoIP 展開内のすべての音声ルーティング テスト ケースの中で一意である必要があります。 名前は最大 32 文字長まで指定でき、英数字のほか、円記号 (\)、ピリオド (.) または下線 (_) を含めることができます。

    2. [音声ルーティング テスト ケース情報の保存] ダイアログ ボックスにある残りのフィールドは読み取り専用です。値は、非公式のテスト構成および結果から事前に入力されます。 テスト ケースとして保存する構成で間違いないか確認してください。

      note注:
      テスト結果の値は、次に示すように、[音声ルーティング テスト ケース情報の保存] ダイアログ ボックスのフィールドに値を事前入力するために使用されます。
      • [予期される変換値] には、[正規化番号] フィールドの値が事前入力されます。

      • [予期されるルート] には、[最初のルート] フィールドの値が事前入力されます。

      • [予期される PSTN 使用法レコード] には、[最初の PSTN 使用法] フィールドの値が事前入力されます。

      テストの実行中にこれらの値に一致する値が何も検出されなかった場合、[音声ルーティング テスト ケース情報の保存] ダイアログ ボックスの対応するフィールドは空になります。
    3. [OK] をクリックしてテスト ケースを保存するか、[キャンセル] をクリックして [音声ルーティング テスト ケース情報の表示] ダイアログ ボックスに戻り、保存する前にテストをさらに構成します。

  11. [確定] をクリックし、[すべて確定] をクリックします。

    note注:
    音声ルーティング テスト ケースを作成するときにはいつでも、[すべて確定] コマンドを実行してテスト ケースを公開する必要があります。 詳細については、「操作」のドキュメントの「音声ルーティング構成に対する保留中の変更の公開」を参照してください。