Enterprise Edition の会議トポロジ

 

トピックの最終更新日: 2011-02-27

トポロジ ビルダーを使用して会議を展開するときには、音声ビデオ会議サーバーを個別プールとして展開するのか、あるいはこの機能をフロント エンド プールに併置するのかが尋ねられます。 音声ビデオ会議を個別プールに展開するには、より多くの物理サーバーが必要ですが、音声ビデオのパフォーマンスと品質が向上します。

次のようにすることをお勧めします。

  • 1 つのサイトのユーザーが 10,000 人未満である場合には、音声ビデオ会議をフロント エンド サーバーに併置できます。

  • 1 つのサイトに 10,000 人を超えるユーザーがいて、音声ビデオ会議を展開する場合には、音声ビデオ会議サーバーを個別プールに展開することをお勧めします。このプールでは、そのサイトのユーザー 20,000 人あたり 1 台の音声ビデオ会議サーバーが必要です。この値は、5% のユーザーが同時に音声ビデオ会議を使用するという想定に基づいています。組織での音声ビデオ会議の同時使用が 5% より多い場合または少ない場合は、音声ビデオ会議の同時ユーザー 1,000 人につき 1 台の音声ビデオ会議サーバーを使用します。

音声ビデオ会議の推奨トポロジ

音声ビデオ会議のトポロジ

サイトごとに 1 つの音声ビデオ会議プールを展開できます。 このプールでは、そのサイトの複数のフロント エンド プールをサポートできます。 1 つの音声ビデオ会議プールに含まれるサーバーの数に制限はありません。

ユーザーが音声ビデオ会議を使用できるようにする予定がない場合には、サーバー機能の併置を選択してください。 そのような会議がない場合には、フロント エンド サーバーへの負荷が追加で発生しないからです。

データ会議のサーバー機能は、常にフロント エンド サーバーに配置されています。 データ会議の負荷については、フロント エンド サーバーのガイドラインに記載されています。 1 つのプールに最大 80,000 人のユーザーを収容できます。プールに収容されたユーザー 10,000 人あたり 1 台のフロント エンド サーバーを展開する必要があります。さらに、1 台のサーバーが利用できなくなった場合にパフォーマンスを維持するために、補助的なフロント エンド サーバーを 1 台展開する必要があります。 1 つのフロント エンド プールには、サーバーを 10 台まで含めることができます。