併置された仲介サーバー サービスをスタンドアロンの仲介サーバーへ移行する (オプション)
トピックの最終更新日: 2012-02-13
次の手順を使用して、Standard Edition サーバーまたはフロントエンド プールに併置された仲介サーバーを単一サイト展開用のスタンドアロン仲介サーバーへ移行します。
サーバーの役割を追加または削除するときトポロジの公開、有効化、または無効化を正常に行えるようにするためには、RTCUniversalServerAdmins グループおよび Domain Admins グループのメンバーであるユーザーとしてログオンしてください。サーバーの役割の追加に必要な適切な管理者権限やアクセス許可を委任することもできます。詳細については、Standard Edition サーバーまたは Enterprise Edition サーバーの「展開」のドキュメントの、「セットアップのアクセス許可の委任」を参照してください。その他の構成変更作業では、RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーシップ以外は必要ありません。
併置仲介サーバーをスタンドアロン仲介サーバーへ移行するには
RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーであるアカウント、またはそれと同等の管理者権限およびアクセス許可を持つアカウントを使用して、コンピューターにログオンします。
トポロジ ビルダーを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server トポロジ ビルダー] の順にクリックします。
[既存の展開からトポロジをダウンロードする] オプションを選択し、[OK] をクリックします。
[トポロジに名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、使用するトポロジ ビルダー ファイルを選択して、[保存] をクリックします。
左ウィンドウで [仲介プール] に移動します。
[仲介プール] を右クリックし、[新しい仲介サーバー] を選択します。
[新しい仲介プールの定義] ページで、新しい仲介サーバー プールの FQDN を提供します。さらに、このプールを単一サーバー プールまたは複数サーバー プールとするかを選択し、[次へ] をクリックします。
新しい仲介サーバーが着信通話をルーティングするそのルーティング先の次ホップ プールを選択し、[次へ] をクリックします。
仲介サーバーで使用するエッジ プールを選択し、[次へ] をクリックします。
[PSTN ゲートウェイの指定]] ページで、以前の PSTN ゲートウェイを仲介サーバーと関連付けます。ゲートウェイを選択し、[追加] をクリックします。
[完了] をクリックして、新しい仲介プールの定義ウィザードを閉じます。
[トポロジ ビルダー] で、最上位ノードの [Lync Server 2010] を選択します。
[操作] ウィンドウで、[トポロジの公開] を選択し、ウィザードを完了します。
「展開」のドキュメントの「仲介サーバーのファイルのインストール」の手順に従って、新しい仲介サーバーにファイルをインストールします。
仲介サーバーにファイルをインストールした後、トポロジ ビルダーに戻り、左ウィンドウでプールに移動します。
プールを右クリックし、[プロパティの編集] を選択します。
[仲介サーバー] で、[併置された仲介サーバーが有効] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。
[トポロジ ビルダー] で、最上位ノードの [Lync Server 2010] を選択します。
[操作] ウィンドウで、[トポロジの公開] を選択し、ウィザードを完了します。