IIS 構成

トピックの最終更新日: 2013-09-20

この手順を正常に完了するには、少なくともローカル管理者またはドメイン ユーザーとして、サーバーにログオンしている必要があります。

Microsoft Lync Server 2010 Standard Edition のフロントエンド サーバーまたはプール内の最初のフロントエンド サーバーを構成およびインストールする前に、インターネット インフォメーション サービス (IIS) のサーバーの役割および Web サービスをインストールおよび構成します。

重要:

組織で IIS およびすべての Web サービスをシステム ドライブ以外のドライブに配置する必要がある場合は、Microsoft Lync Server 2010 の管理ツールを初めてインストールするときに、[セットアップ] ダイアログ ボックスで Lync Server ファイルのインストール先パスを変更できます。管理ツールは、IIS をインストールする前にインストールします。OCSCore.msi などのセットアップ ファイルをこのパスにインストールすると、残りの Lync Server 2010 ファイルもこのドライブに展開されます。詳細については、「Lync Server 管理ツールをインストールする」を参照してください。IIS のインストール時に Windows Server Manager によって展開された INETPUB を再配置する方法の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=216888 (英語) を参照してください。

次の表に、必要な IIS 7.0 および IIS 7.5 の役割サービスを示します。

IIS の役割サービス

IIS 7.0 または IIS 7.5 は、サーバー マネージャーまたはコマンド ラインを使用してインストールできます。IIS 7.0 または IIS 7.5 の役割サービスをインストールするには、コマンド ラインで次のコマンドを実行します。

ServerManagerCmd.exe -Install Web-Server Web-Scripting-Tools Web-Windows-Auth Web-Asp-Net Web-Log-Libraries Web-Http-Tracing Web-Stat-Compression Web-Default-Doc Web-ISAPI-Ext Web-ISAPI-Filter Web-Http-Errors Web-Http-Logging Web-Net-Ext Web-Client-Auth Web-Filtering Web-Mgmt-Console

または、Windows Server 2008 R2 x64 オペレーティング システムの場合は、Windows PowerShell 2.0 を使用できます。最初に ServerManager モジュールをインポートしてから、IIS 7.5 の役割および役割サービスをインストールする必要があります。

Import-Module ServerManager

Add-WindowsFeature Web-Server, Web-Scripting-Tools, Web-Windows-Auth, Web-Asp-Net, Web-Log-Libraries, Web-Http-Tracing, Web-Stat-Compression, Web-Default-Doc, Web-ISAPI-Ext, Web-ISAPI-Filter, Web-Http-Errors, Web-Http-Logging, Web-Net-Ext, Web-Client-Auth, Web-Filtering, Web-Mgmt-Console

注:
匿名認証は、IIS サーバーの役割と共に既定でインストールされます。 匿名認証は、IIS をインストールした後に管理することができます。 詳細については、「匿名認証を有効にする (IIS 7)」 (https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=203935) を参照してください。