ネットワーク アドレスの変換

 

トピックの最終更新日: 2010-11-08

Microsoft Office Communications Server 2007 R2 とは異なり、Microsoft Lync Server 2010通信ソフトウェアは、単一統合エッジ サーバー トポロジおよび拡張統合エッジ サーバー トポロジの両方で、ネットワーク アドレス変換 (NAT) を実行するルーターまたはファイアウォールの背後に、アクセス エッジ、Web 会議エッジ、および音声ビデオ エッジの外部インターフェイスを配置することをサポートしています。

すべてのエッジ外部インターフェイスで NAT を使用する場合は、DNS 負荷分散を使用する必要があります。 一方、ドメイン ネーム システム (DNS) の負荷分散を使用すると、次の一覧に示すとおり、エッジ プール内のエッジ サーバーごとのパブリック IP アドレス数を減らすことができます。

  • Lync Server 2010 拡張統合エッジ (DNS 負荷分散) エッジ プール内の各エッジ サーバーに 3 つのパブリック IP アドレスが必要。

  • Lync Server 2010 拡張統合エッジ (ハードウェア負荷分散) ロード バランサーの仮想 IP アドレス用に 3 つのパブリック IP アドレス (プールにエッジ サーバーを追加しても増えない、1 回限りの要件) と、プール内のエッジ サーバーごとに 3 つのパブリック IP アドレスが必要。

拡張統合エッジの IP アドレス要件

プールごとのエッジ サーバー数 Lync Server 2010 で必要な IP アドレス数 (DNS 負荷分散) Lync Server 2010 で必要な IP アドレス数 (ハードウェア負荷分散)

2

6

3 (VIP ごとに 1 つ) + 6

3

9

3 (VIP ごとに 1 つ) + 9

4

12

3 (VIP ごとに 1 つ) + 12

5

15

3 (VIP ごとに 1 つ) + 15